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月日の流れはあっという間のことでした。

東日本大震災から今日で1年。

…そう。

もう、丸一年になるんですね…。

すごく昔のようにも、つい最近のようにも思えるのが不思議な感じです。

あの日わたしは休みで…飛鳥ちゃんと母上様の無事を確認後、職場に向かったのでした。

わたしはまだ病院勤務でした。
ガスも電気も使えなくなってしまった施設の食事を作って運んだのですが、あの日の光景は忘れないと思います。

結局、先輩とわたしは地震の日の当日は病院に泊まり込んで…翌日以降も施設の方の電気が復旧するまで食事を作り続けて。

…あれから1年も経たないうちに施設に異動になって、1年後を施設の方で迎えるなんて、思ってもみませんでした。

1年経った今でも、道路はひび割れたり陥没している箇所はまだまだありますし、倒れたままの塀やブルーシートがかけられたままの屋根もまだあります。

…崩れてしまった神社の鳥居もそのままです。

生活はもうすっかり元通りですが、まだまだ全てが元通りになったわけではなくて。

…全てが修復されるのには、まだ時間がかかるのだと思います。

それでも―

少しずつでも良い。一歩ずつ、進んで。

そして。

辛い記憶でも、忘れずに伝えていくことが大切なのだろうと、そう思うのです。

…忘れてしまいたくても、悲劇を繰り返さないように…

実体験からこそ得られることはたくさんある。

…もう、こんな災害は二度と起きてほしくはありませんが―

備えあれば憂いなしとも申しますし。

本当に、防災意識や危機管理についてしみじみと考えさせられる1年でした。
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