探偵業の存在を知っていても、利用することはほとんどないでしょう。
いざ配偶者の浮気を調べてもらうにも、どこにしたらいいんだろうと悩むのが当然とも言えます。
興信所や探偵業を開業する際は公安委員会に届出が必須で、申請が通ると所轄の公安委員会の名前で認可番号が交付されるので、正規に開業している業者か、違法な業者かは、届出番号を取得しているかどうかでもわかります。
だからこそ、そこのサイトや営業所、広告、チラシに認可番号の記載があるか確認しておくようにしましょう。
どのような行動をしているか記録することで浮気の決定的な証拠をつかむこともあります。
日々の人間の行動には、ほぼパターンが定まってくるものです。
しかし、浮気するとそのパターンが揺らぎます。
変わった時間帯や曜日が見つけることができたら注意して動きを観察するようにすると、浮気の証明ができる可能性が上がります。
探偵が使う追跡グッズというものは、自分で購入できるのかといえば購入できます。
通常は、追跡グッズはGPS端末を用いるというケースがほとんどですが、誰でもネットなどで購入が可能です。
車に載せるGPS端末は、車の盗難時に備えてつけておくものなのでいかなる人でも買えるのは当たり前です。
探偵社の調査員になって5年目ですが、最も依頼が多いのが不倫調査です。
しっかりした裏付けを得るには調査に慣熟したプロであることのほかに、勘や要領の良さも必要です。
ドラマのような展開はないですが突発的事由も多いですから、速やかに対処する判断力も大事です。
特に、調査対象やその周囲に不倫調査を悟られてしまうと、依頼人を推定しやすいということからも、最大限の用心をしつつ調査につくのが探偵としての常識なのです。
不倫の行動追跡調査で、ターゲットの尾行や周囲での情報収集を行って依頼主に提供する探偵の業務は違法なのではないかと心配に思う人も多いようです。
探偵業法という法律のおかげで業者や調査員個人の法意識は高いので、心配はご無用です。
この法律が発効されたのは平成19年です。
それ以前は調査業務を取り扱う会社に関する統一の法規制が存在しなかったので、悪徳業者による詐欺行為や不当な請求といった被害を未然に防ぐべく施行されました。