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多数決の正義 2


「何を持って平等とするか」に
対して「多数決」という
考えが出てきました

しかし多数決など
全く平等では
ないとの見解もあります

それは多数決は
「みんなの意見を尊重した
平等な決め方にみえるが」


「現実には多数派による
少数派への不当な暴力の正当化」と
いう解釈によるものです

例えばたまたまとあるグループで
男性が多かったために
多数決で
「女性は男性の家来になる」と
いう結果が出ました

もちろんそれは誤った
答えですが
多数決の世界では
それが「正しいこと」になります


つまり結論としての多数決は
多数派の利益のために
少数派を
不当にないがしろにする
システムになる

確かにそれは正しい考え
多数派の意見の採用が
必ずしも正義にはつながらない

どんなに残酷で不当なことでも
多数派により
選択されてしまうこともある


ではどうすればいいのでしょうか
均等もダメでした
多数決もダメ

しかし人類は「功利主義」という
新しい考えを導入します

「功利主義」とは
物事の正しさを「功利」によって
決めようとする考えです
では「功利」とは一体何でしょう

〜次回へ続く〜

from  Itsuki


↑町ねこさん
ねこ主義で生きてます
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