この胸の高鳴りは恋かはたまた不整脈か。セカンドオピニオンを推進致します私、小野寺と申します。




もう人との別れがこれほどまでに苦しいとは。過去の私にとってはなんとも信じがたい光景ですこと。人前で涙を流せるまでに成長致しましたことに、合掌、それは感動のシンフォニー。




一度触れるたびに生じる安心感とやらにどうも依存しきってしまっていたようで。こればかりはリハビリでどうにか治療してしまわねば、この先廃人となってしまいましょう。貴方依存さえ脱してしまえば、というよりは依存をコントロールしてしまえば過ちは再び顔を出すことはないのでしょう。





最近よく流してしまう涙では、価値を測れないとばかりに私の頭の悪さとストレスでの腹のたち具合がどうも右肩上がり。最近は小さな物事、例えば青いあの空にさえ平気な顔で舌打ちを鳴らしてしまえるほど、心が闇に落ちてしまっているのです。さぁて、ここぞで救出と行きましょう。



彼のおかげで私の貞操も、心の荒波も、静寂を手にすることが出来ているのです。感謝しても仕切れない。容易な台詞では御座いますが、一生をかけて貴方様を愛し続けていくことで感謝を返済致します。どうぞ、お付き合い下さいませ。




ああ、愛おしき故郷、家族、そして君。