先日、娘と図書館に行った時に見かけて借りました。


小学生の時に読んだのですが、こんなにシリーズが出てるとは知らなかった〜。
初版は1980年。36年前!
長く愛されているシリーズですね。
残念ながら、著者の福永令三先生はもうお亡くなりになったそうです。
懐かしさにかられて海賊ポケットシリーズ
(こまったさん、わかったさんシリーズの著者が書いたシリーズ)
も借りたのですが、こちらの著者も亡くなられていたようで、残念です。

前置きが長くなりましたが、長く愛されているだけあって、
とても楽しく読めました。
ユカちゃんが7歳というところに驚愕…偏見かもしれませんが、
昔の本に出てくる子どもって大人びてる気がします。

残酷な描写というほどではありませんが、初っ端から女王がアリを大量毒殺してて笑った(゜∀゜;ノ)ノ
胃薬と間違ってDDT渡したんだけど、なんでそんなもん持って旅に出たのか…。
仲間を殺されて怒ったいろんな種類のアリ(白アリ含む)に滞在先のホテルを取り囲まれ、
馬に乗ってアリの間をすり抜けながら逃げるってトラウマだよね…ユカちゃん頑張った!
こういった話、今じゃ収録出来ないだろうなあ。

インパクトのあった話を挙げましたが、
12色の鮮やかな色彩、12か月の季節のうつろいがあいまって、面白い本でした。

暫くクレヨン王国シリーズを読み返したいと思います。