【仙狐屋なんぞや公開堂】

久々に酸欠で死にかけ
あっちの世界が見えかけたおじさんです


呼吸に支障を来し吸ってるにも関わらず酸素が足りない

視界はどんどんと真っ白く…
苦しい苦しい…となる


しびれ出して来る手足…
おぼつかない足取りで…空気を求める…
窒息するんじゃない
酸欠なんだ…そう二酸化炭素を吸っても意味が無い


改めて思う

死ぬ…のか…
酸欠で死ぬのはまっぴらごめんだ…

情けなく床に膝を着き空気を吸う…

死にたくは無い

苦しい…それから解放されるならば
酸素がどれだけありがたい物なのか…


生きる事がどれだけありがたい物なのか
空気って偉大だなぁ…




地震で被災し…瓦礫下の死者は…苦しくて苦しくて
暗くて暗いあの中でもがいて死んで行ったのなら…
その苦しみはいかばかりかと思う…

死ぬと言う事はそれほどに苦しい物であったろうに
生きると言う事にそれほどの羨望が有ったろうに

悔しかろうに…
悲しかろうに…
生きる事はどれほどに大切なんだかな…


個人の価値…故に大切さがわからない…生と言うもの


だから…病に伏し闘う者や被災した者に言葉を贈りたい

大丈夫…うまく行くさ…
辛くとも悲しくとも
生きる意志それを強く持って進むべく道を進んで欲しい！
闘うしかない辛さや悲しみ…最大の敵は…己の恐怖なりと…