こんな時にこんな表現も如何なものかとは思いますが。








ぼちぼちオレも夜の濃厚接触者が欲しくなってきました。









まぁそんな戯言は置いといて。









さて。








オレには叔父がふたりいましてね。

一人は隣県にある本家を守って今も暮らしており、もう一人はオレのアパートから自転車で230分の町に在住してます。










先日。




オレの勤務時間中に隣県の叔父から留守電が入っており確認したらば。


オレのオヤヂに一日中電話しているんだが全然出ない。
もしかしたらヤバい状態になってはいないか心配だから様子を見に行ってくれてな内容だった。




もう80を超え、一人暮らしのオヤヂ。
それなりにタフな身体とわいえ老人だ何かとガタも隠しきれないし。


考えられる最悪のケースは人知れず孤独死してるっつーヤツだ。







昨日朝イチでオヤヂのアパートに向かったが道中その最悪ケースの場合のオレのすべき行動を多岐に考えていた。








心中穏やかでわない。






胸がザワつくのを抑えながらオヤヂの部屋に着いたらば少しドアか開いてるでわないか。









勢いよくドアを開けて「オヤヂィィィィ!!」と呼び掛けてみたらもう一人の叔父も心配で駆け付けてくれていた。









ところが何だよ。

ふたりで賑々しく談笑してるじゃんか。









ただならぬ心配を他所に元気でピンピンしているオヤヂに安堵した叔父も力が抜けて和やかになっている様子。







それにつられオレも安堵。









しかしよーオヤヂさんよ。
全く電話に出ないし一体何処をほっ付き歩いてたんだよ?と詰め寄ればニカッと不敵な笑みを浮かべ遠慮気味にシュッと、













小指を立てやがった。











こんちくしょう。










思わず手がグーになっちまったよ










しかしまあ良い。




おふくろさんが亡くなってからもう丸8年は過ぎたかな、新たな相手を見付けてそれがオヤヂの人生や生活に張りが出て元気でいてくれるならと思い、それ以上は何も突っ込まないことにした。










ただムカつくのは、だ。



 


駆け付けてくれた叔父は10年前に最愛の奥さんを病気で亡くして以来ひとりきり、それはそれで逞しく過ごしており、オレはオレで気ままな今を楽しんでいるんだが、そんな叔父とオレに向かって最強&最悪のニヤケ顔でオヤヂ。









「お前らはオンナはもう要らんのか?」











ほっとけや!!!






散々心配散らかしておいてなんだそのマウントを取ってやったぜ的な態度わ!!!












てなやりとりが有ったからかどーかは定かでわ無いが、ぼちぼちオレも夜の濃厚接触者が居てくれたらなあーと思わないこともないでも無いこともない。