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脳に鉄の棒が貫通しても生きていた人

今から150年以上前、鉄道敷設の現場監督をしていたフィニアス・ゲイジは働きもので人望のある人物であった。


ある日、火薬の爆発事故で吹き飛ばされた鉄棒がゲイジの頭を貫通した。奇跡的に怪我は快復し10週間程度の入院治療で退院し、その後、12
年間生きながらえることができた。


しかし人格は一変して、気まぐれで、礼儀知らずで、同僚にもほとんど敬意を示さなくなったという。また欲望に対する抑制もできず、しつこいほどに頑固で、将来の計画もできなくなった。


そして友人は彼のことを「ゲイジはもはやゲイジではない」と評した。


脳科学者のダマシオは現在も残されているゲイジの頭蓋骨を調べ、社会的ルールをつかさどる前頭葉に損傷があったこと発表した。



今、書いている本の一部を修正して紹介しました。前頭葉に障害があると犯社会的な行動に結びつくのです。一部の犯罪者にはこういった障害がある可能性が指摘されています。


私の身内の平熱が35度ぐらいでちょっと調子悪いと34度に…

ご質問)「私の身内の平熱が35度ぐらいでちょっと調子悪いと34度に…。学生時代はスポーツマンで元気印な人です。低体温は薬で改善されますか?と言うより処置は必要なのでしょうか?私は平均ですが比較的、微熱が一〜二週間続く日があったり。体温は健康にどのような影響与えるのでしょうか。」



もともと低体温の方が34度になることはあるでしょう・・  でも平熱が35度はやはり低体温でしょう。


低体温で困るのが体の全ての機能が低下することです。最も厄介なのが免疫機能が低下することです。


免疫機能が低下すると感染症にかかりやすいですし、癌にもなりやすいです。実は癌細胞の元になる異形細胞は毎日生じていて、免疫細胞が退治してくれてるのですから・・


今はお元気であっても将来は病気しやすいでしょう・・


治療は規則正しい生活やストレスを溜めすぎないことに加え、普段から薄着をせず暖かくしておくことや漢方薬など効果ありそうです


微熱もずっと続けば厄介です  一般に不明熱は、感染症、膠原病、癌のいずれかが疑われます。
体調がすぐれないなら、一度受診されることをお勧めします





患者さんが凍死しかけました

最近、暖かいはずなのに、急に寒くなったりしますね(・・;



ですので、暑いと思ってそのまま寝てしまうと、春なのに凍死することもあります。



先日も睡眠薬を飲んでいた患者さん、夜寒くなったのに、薬のため寒さで目を覚ますことができず、朝起きたときには意識がなくなりかけていました。


体温が34度まで下がり脈拍も35と正常の半分(・・;


危ないですよ・・


睡眠薬を飲まれている方、どうぞ気を付けてください・・

幸せになりたいから、自分で死ぬんですか?

「幸せになりたいから、自分で死ぬんですか?」



これ以上、不幸になりたくないから、死を選ぶのかもしれません。根底には「幸せになりたかった・・」気持ちはあると思います。


ただ自殺企図時は判断力が落ちている場合もあり一概に言えないでしょう。





「親に感謝て可笑しく思ってしまいます。(親は)作って産んだら育てるのは当たり前じゃないんですか?」




動物でもそうでしょうね(・・;   育てないと死んでしまいますし・・


人間の場合は特に、動物と比べ、養育がないと必ず死ぬほど絶対的に未熟で生まれてきますので・・


しかし、動物でもある程度大きくなると、自立して巣立っていきます。そしてある時には餌を取り合う敵同士にもなります。


ですので、人の場合も自立までの時期が終われば親の養育義務は終了するでしょう。


その時期は時代によって違いますが、まだ武士のいるような昔はとても早かったですね・・


現在は遅くなっていますが、精神的な自立よりも経済的自立が遅いようです。


精神的自立は8〜9歳くらいから始まると言われています。なぜなら、親よりも友達関係がより重要になってくるからです。


精神的自立が完了する時期は人によって様々です。幼児期に十分に養育されていなければ、自立は遅れるでしょう・・


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