この恐ろしいほど偉大な自尊心は、いつの間に培われたのでございましょう?我が生誕をこれほどまでに祝ってほしいと私は何故思うのでしょうか。島袋です。



生まれてきたことさえを後悔し始めるほどに、それは日常とは何ら変わりなく過ぎていく。誰かに見つけてほしい棘の多い花はそうやって、風に揺られては自らの棘に胸を痛めているのでしょう。




かまってちゃんたら。本当のかまってちゃんだわ。毎晩枕を濡らす現実。今日明日の話。私は今日1日、1分たりとも漏れなく今日を愛さねばならない。それが年に一度振り分けられた仕事なのです。なのでもう少しだけ、夜更かし。



最近の鬱の原因はなんぞや?私はさぞ自分が愛おしくてかなわないんだろう。他人よりも優先すべくは己の精神。それもご立派、しかし人間は幾分か他人に厳しくも優しく、ときに愛しいのでありました。



さて、今日もそろそろ日付けを終えて、また来る1年後を待ちわびては夢を見る。来年こそと思えど、変化はあまりに怠惰、ゆっくりそこへやってくるのです。




寝息、それを子守の唄に今日も重たい瞼を閉じる。