今日はI love youの日らしいので、アンリエッタとクレールの会話文。
「アン嬢、今日は愛する人に想いを伝える日だそうだよ。素敵な日だね」
「へえ」
「……」
「この紅茶いつものと違いますね」
「君はどうしてこの手のイベントに興味を示さないんだ!!」
「興味が無いので」
「そんっ、ちょっ……!」
「そもそも私がそういう事で浮かれたりするタイプだと思っていますか?」
「そ、それは……でも少しくらい……私だって君と恋人らしい事をしてみたいのだが」
「……」
「……い、いや、そんなに考え込んでしまうのなら無理は言わな」
「好きですよ」
「……はっ!? ま、待ちたまえ!! 今っ、今のちょっと油断していてちゃんと聞いてなかったからもう一度!!」
「この紅茶いつものと違いますね」
「それじゃなくて!! でもその紅茶はこの間遠出した時に君が喜ぶかと思って買った紅茶だ!!」
「クレールさん」
「う。はい……」
「そうやってクレールさんが私の事を想ってくださるのが、私にとっては嬉しいイベントです」
「……君は本当に狡いな……」
「じゃあ今度何処かにお出掛けしましょう」
「二人で?」
「二人で」
アンリエッタは興味が無い半分、一生懸命アピールするクレールが面白くて見ていたい半分です。
想いの伝え方は人それぞれ。という事で。
小説読みましたー!にやにやしますね。二人ともかわいいです(*^^*)ぜひまたこの二人のお話、読みたいです( ´ ▽ ` )ノ
アンリエッタとクレールは掛け合いが書きやすくて自分でもお気に入りです。また書きたいと思います……が、やっぱりクレールは扱いが酷いでしょう……(笑)