お子さんをほしがっているご夫婦に、二人で一緒に葉酸を摂りましょうと言われるようになりました。
ビタミンMと呼ばれることもある葉酸は、大分類ではビタミンB群の一つです。
貧血解消のために鉄分とともに摂るビタミンですが、血液に限らず、全身の細胞分裂を盛んにするのにはこの栄養素がどうしても必要なので、妊娠のためのビタミンと言われているのです。
加えて、葉酸は子宮内膜を厚くするために必要で、これが受精卵を守り、育てていくので着床から妊娠成立まで進みやすくなるのです。
妊娠している全ての女性がすこやかな子供の発育のために欠かせない栄養素が「葉酸」でしょう。
「葉」がつくくらいですから、キャベツ、レタスなどの葉物野菜を食べれば摂取できるように思われがちですが、意外なことに、果物にも多く含まれていて、イチゴを100g食べれば、90μgの葉酸が摂れます。
普段の倍くらいの葉酸を、妊娠中は毎日摂取しなければならないので豊富に含まれる食材は何か、調べておいて効率よく摂取することが大事です。
少しでも早く赤ちゃんが欲しいからと妊活している時、栄養をしっかりと取ることは重要です。
肥満は問題ですが、ダイエットはひとまず控え、きちんと栄養を摂るようにしましょう。
多少の間食も栄養のために食べると認識して度を超えて食べることをしなければ気分転換にも適しているでしょう。
妊活というものは、赤ちゃんが出来るようにするためのもので、どんな時に妊娠が成立するのかを分かった上で、また出来うるだけのコントロールを行っていくものであるということもできます。
そして、第一に重要視すべきものはズバリ栄養であるということは分かるでしょう。
そうは言っても、バランスよく栄養を摂ることというのは難しいことだというのが事実です。
そこで有用なものといえば、サプリメントです。
最近は妊娠を目的とした、いわゆる妊活サプリと呼ばれるものも出ました。
お腹の赤ちゃんのために葉酸をしっかり摂らなければならないと思う方も多いのではないでしょうか。
知っておくと役に立つのは、何を食べると葉酸を効率よく摂れるか、ではないでしょうか。
その名前からしても、葉酸は葉物野菜に多く含まれているものです。
マンゴーも案外葉酸が豊富で、私の場合、妊娠に気づいたのは夏だったので、マンゴーが安くお医者さんにも勧められて食べていました。
マンゴーは食物繊維もたくさん含んでいるので、便秘にも効果があるそうです。