●先日馬の物語を取り止める報告をしましたが、やはり馬から頭が離れませんで、美海の知識のある範囲で書かせて頂こうと思います、ボロがたくさんあると思いますが、どうぞ宜しくお願いします
(;>_<;)
僕は大学一年の馬術分入りたての杉田薫
これからどんな物語が始まるかドキドキしている
まず馬術部一年のやることは
馬房掃除と餌やりだ
馬は早起きなんで、朝の4時から作業が始まる
暫くは先輩が付き添ってくれるから安心だ
馬でも色々な性格があって
新米には「餌だけくれればいい後は近寄るな」みたいな馬や
前掻きといって「餌をよこせ!」とばかりに、ガンガン馬房を前足で蹴る馬もいるんだけど、良くない行動らしく、大抵先輩にしかられている(苦笑)
後は、目線でジリジリ「餌をくれ」攻撃してくる馬、
大まかに分けてこの馬術部にいる馬たちの食性格だ。
そして、今日は蹄洗(ていせん、馬を洗う所)の担当者を決める日だ!
僕はドキドキしながら部室に入った
ボードには既に名前が書いてあった
杉田薫= 春風
僕は飛び上がってしまった
それは嬉しさじゃなく
落胆のキモチからだった
春風と言えば馬術部12頭の中でも1、2を争う
エリートの神経質な馬だからだ
がしかし、その風貌は黒鹿毛の綺麗な馬だ
明日からコイツとやってく
先輩が「どうにかなるさ、てなづければ純粋な馬だ」
「はい!」
僕の頭の中は緊張でいっぱいだった