兎が迷い込んだ空

君の中で眠りたい

君のあたたかい温もりに抱かれて
君の匂いだけを身に纏って

優しさだけを感じながら
深く深く 目覚めのキスをしても
眼醒めない 永遠の眠りにつきたい



嗚呼 声が聴きたい
嗚呼 君に触れたい触れられたい
嗚呼 永遠に離れたくない

ずっとずっと 温もりを感じていたい
手を離さないで欲しい

全て全て 叶わない夢だけど

狂う 止まらない



目が覚めれば死にたいと
いつだって死にたいと

ずっと死にたいと 考えてる

どうやって実行に移そうか
どんな死に方をしようか

ああ 早く家から飛び出して
どんな死に方でもいいから

私の赤ちゃんが 待ってるから
いかなくちゃ ねぇ

生きる糧になる筈だったのに
私なりに必死に守ったのに

でも私はママになれなかった

私の心は皆無で 周りの考えで
私は赤ちゃんを殺した

ずっと泣いてずっとずっと泣いて
今だって泣いたりする

叫びたくもなる
狂いたくなる

赤ちゃんにずっと謝ってる



私が正常だったら
どんなに良かっただろう

薬を飲んでなかったら
どんなに良かっただろう

こんな身体嫌い
自分の身体が 自分自身が 憎い

こんな身体要らない
すててしまいたい

大事になんかしたくない
守るものはもうお腹に居ないの‥

今すぐにだって
飛び出したい 飛び出したい

だってもう 守るものもない

こんな身体
大事になんかできない



ねぇ 私は何処にゆくの？



堕ちるだけ堕ちて
その先には 何が待ってるの？

子宮が痛む

きっとこれは罪の証



私は 人殺し だから

年越し一緒にしたかったなぁ

‥叶わぬ願いだけどね