兎が迷い込んだ空

寂しい 寂しい

無性に 寂しくて
仕方ない


どうして？

身内 と呼べる位
仲の良い人なら大丈夫…

というか、友達なら…
多分、大丈夫。

そんなに居ないけど。

元から人見知りではあったけど

男性が、もしかしたら完全に
駄目になったかもしれない

ニオイが臭いが 嫌…

見知らぬ人に 唯目の前に居た人に
嫌悪を感じたんだ

男性に 騙され続けて
男性が 更に恐くなった

完全に恋愛対象は
女性になったかもしれない

ｵﾊﾞｻﾏの酷い香水のニオイは
苦手だけれど…
















こんな私を 許さないで…

私はだぁれ？

アナタは何処？

…―先に旅立つ事を
御許しください。

アナタと出逢えて
アナタと居られて

この短い生涯を
アナタと過ごせて

アナタに愛されて
私は幸せでした。

本当は、もっとずっと
アナタの傍に居て

アナタの笑顔を
見て居たかったけれど

それでも 心は ずっと
傍に在るから 大丈夫

泣かないで？

ねぇ、次に生まれてくる時
そう、来世

来世でも またアナタに
出逢って 愛されて愛したい

約束を交わしましょう？

次に生まれ変わっても
必ず また 出逢うと

また 愛し合うと

そして 今度は 今度こそは
必ず 最後まで 一生

一緒に居ましょう？

永遠を アナタと私の
永遠を 刻みましょう？

次は もう 離れないと
約束しましょう

最後まで 添い遂げましょう

私は先に旅立つけれど
アナタは 私の分も

この、広い空を 広い世界を
美しい世界を 醜い世界を

見て来てください。

だからアナタは ゆっくり
ゆっくり歩いて来てください

ずっとずっと 待ってるから

急がないで 焦らないで
この世界を見ながら感じながら

私の所に来た時に
沢山のお土産話を出来るように

ゆっくり私の所まで
来てくださいね

いつまでも 私は待ってるから

私は アナタの中から
消えたりなんか しないから

私は アナタを ずっと
愛しているから

だから 出来れば
私の分も 幸せを感じて？


アナタがずっと 愛してくれる事
知ってるから 解ってるから

だから、来世の約束
守ってね？ 信じてるから

大丈夫、ゆっくりおいで？
大丈夫、ずっと一緒だよ


また出逢えるから
さよならなんて言いません

またね、愛しい人