兎が迷い込んだ空

こんな 不安定な僕の世界に
幸せな未来なんて在るのかな？

今にも負けてしまいそうだよ

消せない不安 消せない痛み

生き抜く自信なんか 無いよ
これからも頑張れる自信なんか 無い

キッカケがあれば
逝ける気がするんだ

その時は ねぇ
止めないで

クリア出来ない聡明な記憶
思い出せば次々に辿り始める

まだ 涙が出るなんて
思いもしなかった

同じような傷を持っている彼だから
理解しつつ抱き締めてくれた

上書きして書き換えて
消してしまえたら どんなに
どんなに楽なんだろう

胸の奥底に刻まれた記憶

『永遠なんて存在しない』
そんなこと 解りきっていても

それでも永遠を欲することは
“愚か”なのでしょうか



相手に永遠を求めることは
過ちなのでしょうか

きっと 世界中の人が
楽に死ねる方法を捜してる

私は 何だろう‥

私は 何処に在るの？





君の眼に ちゃんと
映ってますか？