兎が迷い込んだ空

私は心理学が嫌いだ。

勝手に 読み定めるな
と言いたい。

個々の感情や個性が在る。

なのに何故心理学で
全て統一するんだろうか？



勝手にその時の心情や
考えを固定されたくはない。

心理学で鼻高々にしてる人も
好かないな…

心理学なんて
ひとつの例に過ぎないだろう？

だからこそ
当てはまったからと言って

心情を 勝手な解釈で
読んで欲しくはない



だから、私は嫌いだ。

心理学も心理学を
両腕に抱え魅せたがる人も

嫌いだ。

いつからだっけかな
わからないけど

薬指が変な風に膿んで
ずっとずっと治らない

そしたら昨日、何気なく掌見たら
掌にも同じような膿が出来てた

手首の近くの辺り


両手に出来てた



この膿は何なんだろう？


病院行けばいいんだろうけど
どうしても病院を拒んでしまう

あの後頭クラクラが
常にと言っていい程続いてて

前から立ち眩みはあったけど
横になっててもクラクラして

倒れる前のクラクラに
似たのもあって

耳もなんかおかしくて

なのに病院行かない
行きたくない わからない

大罪だと思っている

彼のことも許せない
私自身も許せない

なのに 彼は どうして
何も気付かない？ 何も気付けない？

何も感じてないの？

自分の身体で感じてないから？
身体は痛くないから？

心が痛んだのは一時だから？
血も痛みも味わってないから？

ねぇ 何故？

全ての男性がそうではなくても
男性に嫌悪感を感じる

いつだって 最後に背負うのは
女性なんだって

男はやるだけやって

責任取るって言って
きっとその場限りで

出来たら出来たで
責任逃れして

妊娠程 人生を左右するモノはない
私はそう思った

信じてた私が 馬鹿みたい



何が理由にしても
天秤は傾かないよ

何も重んじて捉えないなんて

どうして？ なんで？ って
疑問と嫌悪感しか生まれない

赤ちゃんは ずっと傍に居て
次に その人のお腹に宿るまで

ずっと在ると 聞きました



でも、もし その人が
赤ちゃんを産めない身体になったら？

赤ちゃんは何処に往くの？



私は… 私の身体は 子宮は
異常な気がする

あれが 最初で最後
だったのかもしれない

そう思うと 辛くて 苦しくて
悔しくて 痛い

そうじゃなくても
産めるか解らなかったのに

堕ろして 余計に子宮に
負担を掛けて 異常を来して

私には 母親になる権利が
無くなってしまう気がする

じゃあ、ずっと傍に在る
この子は 何処に行ってしまうの？

夢現をさ迷うの？
地獄に逝くの？ 天国に逝くの？

誰かの元へ往くの？

僕が死んだら 君は
どんな表情（かお）をするだろう

僕が死んだら 君は
自分の過ちに 罪に気付くだろうか

僕が死んだら 君は
君の生活は 変わるんだろうか

僕が死んだら 君は
君の周りからの眼は 変わるんだろうか

僕が死んだら 君は
何かを悔やんだりするだろうか



僕が死んだら
僕が死んだら

僕なんか死んだら



きっと… 何も変わらないんだろうな

僕なんか ちっぽけで
きっと すぐに 他人（ひと）は
忘れてしまうんだ

それが 何日？ 何十日？
何百日？ 何年？

きっと ひとそれぞれだけど
いつか忘れ去られてしまうんだ

まるで 何もなかったかのように




『僕が死んだら』