兎が迷い込んだ空

空はあんなに澄みきっていて
何処までも続いてるのに

私の心は淀んでいて
何処にもいくことさえ出来ず
閉じ籠って ほら


自分で創った 殻の中

とっくに 君に
溺れてしまってる私は
どうしたらいいの？



泳げないよ 私
息が出来ないよ 苦しい
脱け出せないよ だって
この愛は 永遠だから



君との記憶が
頭をずっと巡る 巡り続ける

あの時 あの場所で
あの日々 あの言ノ葉達は



このままじゃ 溺れ死んでしまう


でも知ってるんだ
誰も 助けてなんてくれないって


息 そろそろ
保ちそうもないよ…

このまま 運命に身を委ねて
眠りについたら

何処にゆけるだろう

「助けて…」

求め 呟いた言ノ葉

全て弾かれて

泡のように消えゆ

前に進むことも出来ない
戻ることも出来ない

そんな私は
どうしたらいいんだろう

何も聞くことさえ出来ない
全てが恐くて ただ怯えながら

時間の流れにふわふわ
浮いてるだけ

時に苦しくなってもがいて
時につらくなって紅に染まって
時に死にたいなんて言葉を溢して

結局何処にも行けず

挙げ句には
他人と関わることさえも
拒み始めて

心も身体も閉じ籠って

涙流してみたりして

まだ想ってみたりして

でも伝えることさえ出来なくて

まだやり直せるかもしれないのに

なんて呟いたり
頭抱え込んでみたり

もう私壊れてしまっている

心、精神 もう後は
自分の手で自分を粉々に
壊すだけなのかもしれない

回復の見込み なし