日付変わって暫く団地まで居て、帰った頃には一時位でした。それから御風呂に入ろうとした時に勢い良く左手中指をドアに挟みました。爪の部分を強く挟みました。痛い。爪の向こう側に挟んだ跡が内出血で残りました。割と痛く、用途は違うのですが気休めに絆創膏を貼ってました。指先に力が込められたり出来ず、地味に辛いです。痛い。



イミテ―ション・ゲームを観ました。第二次世界大戦時、解読不可能と言われるドイツ軍の暗号エニグマにとある数学者が挑む話です。難しそうに思える話で実際、何だそれはと聞き慣れない言葉も出て来ますが、私の様な馬鹿でも解り易く、面白いと思える話でした。観る前はただ、解く事に紆余曲折し、苦悩し、しかしその過程が観ていて面白くて、何だかんだで解けてめでたしめでたしなんじゃないかと思いましたが、決してそうではなかったです。主人公のアランは普通ではありません。普通ではなかったからこそ暗号に挑む事も出来ましたし、普通ではなかったからこそ、辛い事も少なくはなかったです。しかし、彼が彼だったからこそ今の世界は有り得なかったかもしれないですし、それ程の偉業を成し遂げた事は、紛れもない事実です。アランは頭が良いですが人の周りからは変人と思われ普通では言わない様なとんでもない事を言ったりしますが、決して間違ってない事であり、真っ直ぐな言葉は心に突き刺さります。アランは不可能と思われた事を可能にする事は出来ましたが、それで彼が報われたどうかを考えるとやるせないです。勿論、脚色はあるでしょうが、これがノンフィクションである事が凄いです。


財布が見付からずまた落としたのかと焦りましたが見付かりました。落ちていたっちゃあ落ちていた。長財布にしてから良く落ちる。これだから長財布は。





(詳録十月二十八日)