簡単に感想を書いています、ネタバレにはご注意を

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阿部が怪我した事も試合に負けた事も無駄ではなかったと、ひしひしと感じさせる15巻。

個人個人バラバラだった目標が最終的に甲子園優勝になり、チームの結束を強め、それに向けて益々厳しくなるトレーニング。必死さとトレーニングは厳しいが楽しそうにしている皆が見ていて伝わってくる。音楽聴きながら大縄跳びするシーン、あれは皆も歌っているのだろうか?だとしたら何だか面白くて笑える。


諸々を素直に謝る阿部と自分の想いを告げる三橋、これからは一緒に頑張る事を誓い、これによりお互いを少し分かり合えたことと思う。次巻、合宿中は二人で朝食作り、を監督に命じられていたが…さて、どうなるやら。

監督の過去が気になる、たった一人の野球部員の行方もかなり気になる。

田島が人の顔をじっと見るシーンが沢山登場するが、何だか心を見透かしているようで、見られているキャラクターを通してギクッとする。

水谷は篠岡好き、が決定された様で。過去にも篠岡を気遣うシーンが見られ、もしかすると…とは思っていたが。阿部宅を知る理由を篠岡はあのように言い、水谷は一安心していたが…油断大敵かも?因みに、もしも篠岡が阿部を好きだとしたら嬉しいかも。

ここ数巻、西広先生がさりげなく目立っていて嬉しい。書けなかった目標が『日本一』と大きかったり、ちょっとした出来事で秀才な事を感じさせたり。人生初の野球に挑む彼の根性?とあの試合での悔しさが、いつか報われる日が来るのを願わずにはいられない。