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どんな時も愛に抱かれて






 


ゴールデンウィークが明けてしばらく。





皆様と同じで私たちもあまりどこにも行けなかったけれど、すごく楽しいゴールデンウィークでした。


毎日娘とゆうちゃんと3人でお散歩して、時にドライブもして。






素晴らしかったのは夕方のお散歩。





娘のお昼寝がずれ込んで、出かけようとなったのが17時頃。娘をベビーカーに乗せてお出かけ。




幅の広いゆったりしたズボンから出た足首に風が涼しい。

低い空にはまだ薄っすらとした色の月。



ゆうちゃんはスーパーへ向かい、私と娘は公園で待つことにしました。



娘をベビーカーから出して抱っこしてみる。



全体に少しオレンジがかったような空気。

まだ明るいので子どもたちものんびり遊んでいるみたい。


ツツジの甘い匂い。


膝の上で何事か喋っている娘の、少し絡まった髪の毛を梳かしていると、また涼しい風が吹いてきました。



ゆうちゃんと合流して帰り道。

帰ったらカレーを作ろうねと話しながら空を見ると、白く光る月がありました。








海へドライブしたのも楽しかったな。





自然の海岸と人工島の間の細い海。

対岸がすぐそこに見えて不思議。

一雨きそうな、灰色と黒の混じり合った分厚い雲。

強い風がビュウビュウ音をたてて吹く。



ゆうちゃんに高い高いされて、娘が声をあげて笑っている。

風が吹いているのが好きな娘は楽しそう。

私はそれを少し離れた場所から見ている。


海岸には私たちの他に、大きな黒い犬を連れた男女ふたり連れ。

男性がオレンジ色のボールを投げると、黒犬が泳いでそれを取りに行く。



夢の中の景色みたい、と私は思う。

思えば遠くに来たな、とも思う。

私のこどもがあそこにいる。



風はビュウビュウ吹いていて、娘の笑い声が聞こえる。






 

ゴールデンウィーク最後の日の夜のこと。



娘を寝かせようと3人でベッドに寝ていました。

豆電球みたいな常夜灯の明かり。

網戸から夜の匂い。

娘は寝る気配なく、両手両足を上げて熱心に何か呟いている。

でもきっともうすぐ電池が切れたように眠る。


ゆうちゃんが娘の頭の匂いを嗅いで、


「夏の匂いする、、」


って笑いました。






派手なことはなくお出かけもあまりせずでしたが、娘と3人でのんびりできて、いつか、あぁあんな年もあったねって思い出すのはこんな年なのかもしれないと思うような、そんなゴールデンウィークでした。


皆様はいかがだったでしょうか。


また聞かせてくださいね。







『愛に抱かれて』
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