話題:ひとりごと


なんかね、小さい頃オカルトブームだったっぽくて、夏になれば怖い話は勿論、季節問わず宜保愛子や織田無道がいるーそこにいるーつってて、えっ!私も見たい!って思ってて、憧れてたのね。

やっぱりブームだったからか友達にも「はっ!そこに女の人が恨めしそうに立ってる!」とかいきなり言い出す奴がいて、私はアホアホだったからそこに走ってって飛び蹴りとかしてたの。

まじで!?ウオオォ!ってやだねー。

そしたら「ああ、怒ってる、あなた呪われる…」とか言い出すから両手広げてグルグル回ってウオオォって更にやったんだけど、呪われたりはしなかった。

夜にオバケが来ると思ってたんだけど、来なかった。

私は憧れてたんだよね、オバケが見える人。

だから見えるっていう友達のこともちょっと信じてたし、たくさん話聞いてたんだけども、結論から言うと全部嘘だったっぽくて、大人になった今思うと嘘だなーって。

周りの子達は「アンタが嘘話に付き合うから調子に乗るんだ」って言ってたけど、正直私には嘘かどうかはどうでも良くて、オバケ話聞きたかったんだよね。

私が見えないだけかもしれないし、本人が見てるっつーなららそうなんだろうって。

突飛な話も多くて、地下宮殿の話とかインディージョーンズみたいな黄金像の話とか、さすがにそれ系は無いだろうなって薄々思ってたけど、あったらいいなって思ってた。

オカルトブームのおかげなのか、嘘話のおかげなのか、今はあまり信じてない。

オバケくらいはいるかもだけど、これをしたら運が良くなるとかは信じなくなった。

なんかこうすると不思議な何か(神とか)が助けてくれるとか、都合の良い小間使いみたいじゃん?

部屋が綺麗な方が運がどうたらってのはあるとは思う。

単純に体調や精神状態のバロメーターとして。

だって今部屋も私自身も最悪だもんなー、すごいよ、ぐしゃぐしゃ。

幸せになれるかどうかは、幸せの定義の見直ししかねえなと最近は思う。