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人間の皮を被ろう

バレンタインですね
私もチョコ貰いました。(貰いました)

誰かのこと嫌いだと思う度に人間に近づいていく気がして嫌になる
どこの中学生かと思うようなことを今になっても考えながら生きています





一年に一冊しか出ない(!)ので完結するのかな?と思ったら話広がってたし一巻では「っぽいな」、くらいの雰囲気だったのが冷川さんの独占欲がぐわーっと上がってきたせいでなんというか想像の斜め上後方に浮き上がった関係性になっていた。
おいしいけど良いことばかりじゃなくて、例えばカロリーや添加物が怖いなという感じの不安さがつきまとう。
ホラーの構成としては一巻のほうが好みでした


〈もしかして君は人間に化けた/悪魔なんじゃないの?〉
「神様」の歌詞です。この曲がいちばん好きー
〈誰かのものじゃない ズルい顔して/「誰にも渡さない」/ひとりじめばっか〉
のあたりとかだいぶ冷川さんだと思う(そういう感想)

君が手を振る

習い事に行くと昔お世話になっていた県の偉い人(またの名を友達のお父さん)が来ていて、つまり六年ぶりくらいに再会した。

握手しよう、と手を差しのべられてどぎまぎしながら手を握った。
久しぶりに「握手」なんてものをきちんとした。
帰るときひっそりと、「会えて良かった。またね」と声をかけてくれた。またね、っていうところに小さな希望があったように思う。

この日は特別事業も兼ねていていつもよりたくさん人がいて、終わった後におぜんざいまで振る舞われた。

この日は同級生の子も来ていて嬉しくなった私は、その子に随分つっかかって先生に呆れられてしまった。
生意気な口もたくさんきいて、普段の五倍くらいは子どもっぽかったと思う。
同い年の子がいるとこうなってしまうのか。

その子がたくさん話していたから
「今日はよく喋るね」って思うままに言ったら苦笑されて、その後に全く同じ言葉を返された。私こそよく喋っていると言うのだ。いつもはいないその子がいるから。
思わずしばいて笑い飛ばすけど言葉では上手く返せない。
まぁそれも一理あるんだろうなあと息を吐いた。

同級生の子が今後もここで練習したいなと言うけど、私は無理して来なくてもいいよと答えた。
その子は春から県外に就職することが決まっている。新しい生活に向けてがんばってね、と続けて答えれば、そっか……とだけその子は言っていた。

帰り際、車に乗ろうとした私にその子が手を振っているのが見えた。
嬉しくて思いきり振り返して帰ったけど、後から考えるたびに寂しくなってしまう。

もうこれで長い間あなたに会えなくなる。
永遠の別れではないけどまたお互いに遠くなってしまうのならもっとたくさん喋ってもよかった。


どうしてあのとき無理して来なくてもいいと答えてしまったのだろう。
何度やり直してもきっとそれしか言わないだろうとは思うんだけど。



〈もうきっとあなたとしばらく会えないのに〉

っていう歌詞があるSeptemberという歌が好きです
ささやかな終わりの予感みたいな雰囲気がこのアルバムの中には詰まっている。




ねつさまそう

アンガールズの田中のカニのものまねの話をしていると
「カニ部があるよ……」
「カニ部?」
「部室もあるよ……」
「部屋……!?」

こんな夢を見たのは美容室でカニの真似の話をしたからに違えねぇ

仕事行くの憂鬱でしかたなかったけど
火村先生も「仕事なんだから、がんばるしかないだろう」って言ってたし行くしかないよね

気持ちを落ち着けて過ごしたよ

帰りにニーチェ先生買ったよ
急に買いたくなった

「嫌なお客さまは?」→「来店する……お客さまですかね」
のくだり笑ってしまった




これが実録ならそれはそれで大丈夫なのか不安になるし誇張してるとしても果たしてニーチェ先生は実在するのだろうかと考えてしまいそうになるしコンビニものの皮を被ったおじさま萌え漫画だし結論としては宝くじ先輩がいい味だしてる


髪を切る

小さい子を押し入れにかくまったらどうしてそんなことしちゃったの?って言葉を突きつけられるつらい夢を見た

らもうお昼がきていて、今日は髪を切りに行く。

予約の日を変えてしまったため担当の人(仮に鈴木さんとする)がずっとつくことはできなくて、色々な人に髪をさわってもらう。


三代目J(以下略)、大島優子、西野カナが好きというセカオワ似のアシスタントさん(仮に深瀬さんとする)
「好きな芸能人とかいます?」
私「……」(佐々木蔵之介とか言えない雰囲気)

※言いました。

深瀬さん(以下深)「音楽とか聞きます?」
私「うーん」
(aikoとか椎名林檎とか昔の鈴木あみとか言うのはどうなの?どうなの?)

深「リアル趣味とかありますか?」
私「リアル趣味(とは)」
深「リアル趣味(です)」

私「まぁまぁあります」
深「まぁまぁ……(とは)」

※担当の人にもまだ言ってないので言いませんでした


深「××とか行きますか?」
私「……そこで働いてます」
深「え」

もうやめよう!
雑誌を!読もうよ!ね!ね!


私が開いていた雑誌のページがチョコ特集なのを見て、
深「もうすぐバレンタインですが……ご予定は?」
私「……ご予定は?」
※質問を質問で返してはいけません

私「美容師さんって……もてそう(でも実は3Bって言われてるのもしってる)」
深「モテない」
猫村さん(アシスタントの人2)
「モテません」
深「美容師のこと恋愛対象として見ますか?」
私「……」
深「見ないでしょ?そんなもんですよ。それなのにチャラいとか遊んでるとかイメージを持たれ……」
私「お……おう」
深「遊んでません。朝も早いんで」
猫「うんうん」
深「遊んでません」
私「う……うん(二回言った……」
深「これだけは、覚えて帰ろう、遊んでない」
三回言われたけど丸山さんお客さんにこれでもかっていうほど全力でマッサージしてていい人なんだなと思いました(感想)


野上さん(途中で手伝ってくれたスタイリストさん※仮名)
「財布が欲しいんですか?」
(雑誌で財布のページをみてた)
私「いいえ」
野「あ、はい……(完」

私って美容室に行くべき人種ではないのかもしれない……

ようやく鈴木さんが来てくれる
何だかんだで落ち着くよ〜鈴木さん〜

とつぜん文学賞の話を始める鈴木さん
「サラバですよね、西さんの」
サラバとは今期の直木賞受賞作です

私「すごい!何でそんなに詳しいんですか」
鈴木さんは小説全然読まなくて本のこと詳しくないと言っていたのに。
鈴「ニュースで見たから」

でもでも興味ない分野なのにそうやってニュースで見たの覚えてて私が本好きって言ってたのもあってこうして会話に出してくれるのちょっとけっこう嬉しいですね
これが接客業というものか……

髪を整えてもらって鏡を見て、
鈴「いいっスね」
私「いいっス」

鈴「最近どーですか?ストレスためてないですかー?」
私「……」
鈴「ストレスためてるんですね」
私「いいえ……」

『きのうなに食べた?』で美容室で号泣しちゃうお客さんの話を思い出した

鈴「髪質だいぶ変わりましたね」
私「ほんとですか」
鈴「ほんとですよ。施術時間も長いけど……(私)さんがピーピーいわずにいてくれるんでね、そのおかげですね」

ピーピーって言い回しちょっと怖くないですか怖いですよ

鈴「でも正直ね、最初は……さんの髪クセが……(言葉を探す)……強すぎて」

はっきり言った!

私「……ピーピー(手で顔を覆う」
鈴「ちょっ泣かんとって、いやわかりますよ。僕も天パだし、でもね、ほんとに……(言葉を探す)……クセが強くて」

もう一度言った!なんで同じこと二回言ったんだ!
言葉を探す必要なかったよ!


でも鈴木さんとも話したけどここ一年はお金も自分で工面できるようになって、今までよりもまじめに髪切るようになったので少しでもそのことが反映されてれば僕は嬉しいです


人とお話をするとわかってもらえないかも、共感できないかも、とかそういう同調ばかり気にかけて怯えて黙り混むことが美容室でもその外でも多々あるのですがよくないよね
何が好きかというより自分の好きなものをきちんと自分の言葉で言えたらどんなことでも受け入れられるんだと思う
でも空気読むこともあるよね

そういえばひとり規格外のスタイリストさんがいるんですが今回も想像以上でした。面白さが……

面白いし素敵な文を書くんだよ


髪切ったあとはいつもコンビニに寄って気持ちを落ち着けて帰る
えほーまき買って帰ったよ






押してみようよ


母が帰っていった……

職場の人に
……(私の苗字)さんってさぁ、と突然切り出されて何を言われるんだと思いきや
「入って来た時より……痩せたよね!?」
「ンンッ!?」
「苦労が絶えないのね……」
いえ全然本当にまじで変わっていません
急にどうしたんや

朝の占いで最下位だったと思いきや
現実も最下位みたいな一日でした。
私の心が小さいのがいけないんだ……
でもさ以下略

『switch』を読む。
ちょっとそれっぽいけど面白いよ!と聞いたことがあった(だから読んだというわけではない)なーと思いながら。
なかなか面白かったです。初期の絵のほうが好きだぞ!?
不条理に話がブチぎられたりしてるとこもグッドでした。
若き日の(失礼)霜月かよ子さんの絵が載っててびっくりした

最終巻のラストページよかったよね?よくぞあれを描いてくれた


涙腺って一定期間使ってないと自動的に涙を排出してしまうらしい
そのスイッチを押すために悲しいことを探しているような気がする

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