「あの……」
何でもかんでも「あの……」から始める癖やめたい
「え……何?」
「その……」
「えっ……えっ何? 外、出る?」
「アッアッここでいいんです」
その様子を見ていた別の人から「結婚するとかそういう?」と尋ねられる。違います!!!!!!
何をあらたまっていたかというと、もう少し練習の回数を増やしたい、というようなことを告げていたのでありました。(あっこの言い回しいやだ)
習い事の話ね!
あーー言ってしまった
言ってしまった……
すごくあらたまっていたけど「いいよ! どんどん行けばいいよ!」みたいなかんじでものの三秒で話が終わりました。そうなると思ってました。
ああ! 言ってしまった……
うう……
言ってしまったからには……ああ……
四月は濃密な一ヶ月だったなぁ
久しぶりに波の音を聞いたけどやっぱり海はいいよ
今回はワンピース特集。
ワンピース十着くらい持って日替わりで着るような暮らしを送りたいけど似合わないんだな
先輩に電話をかけるも何も話を切りだせなくて、というか突然号泣してしまった。
先輩は電波悪いのかと思っていたらしい。
めっちゃ泣いてるときって声が出せなくて、もうじゃあ切れよという話なんだけど先輩は「いやー、会いたいねー」などとのんびり言ってくれるような優しい人だから余計にいけない。
その泣いてる理由を説明してと言われて理由はあるにはあるけど歳のわりに甘えすぎだし何故ここまで動揺しているのかよくわからないし、自分が泣いてるときの対応をわかってくれる人だから安心してしまうのもあるし、というかそもそもこんなときに電話してしまったのがいけなかったし、
でも今すぐに考え付くことを三つほど並べていくとようやく落ち着いてきた。
めちゃくちゃ謝ったけど自分は最悪だったと思う
許してくれているとしてもだめだと思う やりかたがいけない
昼に、いまは万全じゃないけれど夜には回復していそう(※胃もたれの話)、だから夜はおうどんにしよう。と決めていたのに件の電話の後もうだめだとおそばを手に取っていたのメメント・ソバって感じだった。ふざけてなくて本気でそんなふうに思ったんだって。
私は電話できたことは結果として良かったと感じているんだけど、こうして言葉にしてしまうと実感のままには表すことができなくて、申し訳ないとか悪いとかそういう自分のエゴが先走ってしまう。
本当はもっと言葉にならない過程や前提みたいなものがたくさんあるんだけど、どうしたらきちんとそれを説明できるのか。
前にも紹介した「月とあざらし」を寝る前に読む。
子どもと離ればなれになったあざらしがめそめそと悲しんでいる。あざらしはそばを通る風に子の行方を尋ね、風もあざらしを慰めながら捜してみよう、と約束するけれどその約束は果たされることがない。
遠くからそうした姿を見ていた月は、あざらしのことを気にかけて「さびしいか?」と声をかける。しかしあざらしに「さびしい!」と真っ直ぐに返されたり目の前でめそめそされると、月はどうしたらいいのかわからなくなって雲の後ろに姿を隠してしまう。
けれど月はあざらしのことを決して忘れてしまったり放っておくことはなく、物語の最後にあるものをあざらしに贈ってやる。
月は器用じゃないけれどだからこそ、その優しさがリアリティがあって、あーほんとなんだなぁって思う。
実は私には前科がいくつかあって、前にもびーびー泣いていたら先輩に「目がとけて無くなんでー」って笑われたことがある。
笑われたんだけど、その言葉がいちばんあたたかかったというか、私の中では実体を持った優しさの例として今でもずっと残っている。
朝寝して洗濯して少しだけ片付けして、
髪を切って花を買いに行った。
花はあげる人がいるからそのために。
生きてきた中で一番大量の花を抱えて歩いた。
夢を見て、花火を見て叫ぶところで目を覚ました。
カーテンの向こうで何かがちかちかと点滅していて、そっと覗き見ると街灯の灯りが消えかかっている。外からはもう夏の香りがしていた。
今まで何もあげたことのなかった人におみやげを渡してみた。少しでもいいから、おいしいと思ってくれたら嬉しい。
写真はうちに咲いている花。
『さんすくみ』で有名な絹田村子さん。
これは見た目16歳の26歳占い師(実際はほぼフリーター)の遠子さんが飢えのあまり迷いこんだ荘園で変わった准教授と出会い、という事件ありコメディありの草花系ミステリィ(?)。
ウサミンのツンデレがおいしいんだよ。
サブタイトルがいちいち洒落ております。
『ONKUL』という雑誌の見出しにひかれて。
「ハンサムな彼女」
ハンサムな彼女といえば吉住渉の世代なのでちょっとドキドキして買ってしまった。
「レモンがある毎日」というプチ特集も素敵でした。ページ一面レモン色。
むかし英語の先生が"Lemon"という響きがすべての発音の中で最も美しい、と話していたことを今でも覚えている。
レモン特集のなかに檸檬が出てくる本の紹介があって嬉しかった。『檸檬のころ』読んでみたいな。
蜂蜜はハチミツにしてもはちみつにしてもHoneyにしてもすべて可愛いと考えたことがあるのだけど檸檬だってレモン、れもん、Lemon、どれもまるっと美しい言葉だと思う。
「タイトルのある暮らし方」というページでは、〈図書館とポロシャツ〉〈ハーブとチェック〉〈水色の夜と心地いい眠り〉などのタイトル(テーマ)にあわせて服をあわせていてそれも素敵。
水色の夜、だからどうかは知らないけどこの日見た夢の中に目が覚めるようなブルーのタイルが出てきてとても綺麗だった。
タイルは花の形だったりうさぎ柄だったりして、それを写真におさめたかったのにどうしても撮ることがかなわなかった。
この日は朝、バスに乗って帰ってそのまま仕事にゆきました。
最近午前中の体調があまり良くなくて(悪くはないけど良くもない)憂鬱なときもあるけど、それよりもみんな病気だよと感じることが多い。
体調を崩す人も心を崩す人もいて、どちらも一度メンテナンスを行うべきだと思う。
もうあなたのそれ、壊れているんじゃないの。
夜は久しぶりに綺麗な月を見た気がする。
黄色くてぽってりとしていて、
欠けていたし、檸檬のようだった。
去年の同じころに買ったこれも檸檬ばかりの一冊。
せっかく大阪だし……と午前中ハルカスを訪れる
どこから何までがハルカスなのか分からなくて入口にたどり着けず改札付近で三分ほど迷う(都会の人にはわかるまい)
ハルカスの八階に児童書だけ売ってるフロアがあってそこに行きたかったのですよ
その前に七階に寄り道して
買ったのがこちら
清家雪子『月に吠えらんねえ 3』
こういうのが描きたかったのかな、という印象。
一巻で読んだときとだいぶ雰囲気が変わってきた、いや雰囲気は変わってないか、一巻は閉じられた二人(たす一人)の話のように思っていてその閉塞感に魅力を感じていたんだけど、なかなか難しいことになってきた。初期か今か、どちらにせよ作者が一番何を描きたかったのか、ということがいずれわかればいーです。
ゴリラ出なかったな……
個人的には早く朔さんセンターに戻していただきたい。
今巻はまた別の意味で暗かったですね。そういう意味なら今までで一番暗かったんちゃう。
そこそこマイペースに描けているほうだと思うのでそのペースは乱さずのんびり続いてほしい。すげー上からになってしまっta
麻々原絵里依と有栖川有栖
『英国庭園の謎』
〈くる年もくる年も4月は残酷だ〉
出てるの知らんかったんやで。昨日知ったんやで。
ステキコミカライズでしたが「英国庭園〜」はアリスの壮大な妄想のなかの火村センセーが可愛かったのにそのところがカットされててちょっとしゅんとしました。
草むらにいいオッサン二人ねっころんでんのは可愛かったですけど。
四月の話だから四月に出たんですね。そんな設定忘れていたよ。
「そういうのをもったいぶってるって言うねんけどな」のコマのアリスのかおが好きっす
「暗い宿」はなしてあんな地味な話をコミカライズに選んでしまったんや
ならホテル・ラフレシアも漫画にしようよ!
これも羊羮もぐもぐするシーンがなくてしゅん……でもいいです。不満はありません。
もっとコミカライズしてもいいんだよ。
あのおまけ漫画収録しちゃうんだ……いいんだ……ってなった。いいのか?
やっとこちらですることは終わったのでよかった。
お世話になった皆さんありがとうございました
今回むかしお世話になった人と一緒に仕事したのだけど自分ができないことが多くて申し訳なかったし、でもその先輩はすてきな人だったし、総合的に関西怖かった。