兎が迷い込んだ空

君と逢える日まで頑張って
次の約束まで頑張って

君と話せるのを楽しみにしてて
君の連絡‐声‐をずっと待って

僕の小さな世界にいる
君という大きな存在

僕が生きるのに必要な
君という僕の光



‥無くしてしまった僕は
どうやって生きればいい？

ねぇ 何か忘れてる気がする

大事なモノを外の世界に
置いてきた気がする

大切な何かを
無くした気がする









‥思い出した


僕は毎日 君を想いながら
過ごしてたんだ

君と逢える日を待ちながら
君の連絡‐声‐を待ち



泣いたり 笑ったり 怒ったり



僕の小さな世界での
唯一の幸せだった

大好きで大切な君
君とのほんの少しの時間


君と僕との小さくて大きな世界




それが 今はないんだ

やっと思い出した



僕は 君を無くしたんだ

ねぇ 僕は今まで
此の籠‐檻‐の中で
どうやって生きて来たの？

此処に居た時の生き方を
僕は忘れてしまっていた

何をすればいい？

ただ息をするだけ？
ただ鳴くだけ？


なんて つまらない世界なんだろう‥

外の世界を知った鳥は
また籠に戻され途方に暮れる

息苦しい此の檻の中

守られてるというよりは
ただ閉じ込められてる

光の当たらない
小さな世界


外の世界は綺麗なのに
外の世界は光輝いてるのに







知らなければ良かった