ある日、事務所の奥でごそごそとランが何かをしているのを偶然見かけた巴は、何の気なしに声をかけるとびっくりしたランが振り返ると手には、ボロボロになった、アルバムを手にしていた。
巴は、そのアルバムを受け取り開いて眺めると思わず笑みがこぼれた。
巴・『懐かしいわねぇ〜女神四戦隊創設時の写真じゃない。』
巴は懐かしいアルバムをおもむろに眺めるとランが一枚の写真を指し笑った
ラン・『巴!この写真ってまだ那都と流奈姉が正式メンバーになる前の写真だよねッ!!』
巴がその写真をみると頷いて口を開く
巴・ 『うーんそうだねぇ…懐かしいわねぇ〜確か…この数ヶ月あとに那都がメンバーにそのひと月後に流奈姉が正式メンバーになったけど…あの時は、身内に殺されかけるとは思いもしなかったからね。』
そう言って巴は、苦笑いをしながら昔話を始めた。
ラン・『殺されかけるって…。』
ランは(´・ω・`)と言う顔を作り、巴の昔話に耳を傾ける
巴・『オーストラリア第4解放戦区キャンベラ基地攻略中だったんだけど…連絡通路を走ってたらさ〜突然喉元めがけてルナサイズが襲ってきたんだわ〜…あたしは、アマチャンだったからもげた〜って思ったわ〜。』
そう言って笑う巴は、口が渇いたのかコーヒーをすすると話を続けようと一息付いたところでランが笑い出した。
巴・『ラン!笑うなんて失礼ねっびっくりなんだから!』
ランの背中を押す巴にランは、弁解した。
ラン・『いやいや…だってさ〜今じゃ…いつも沈着冷静な巴が、もげた〜って思ったことが珍しいしさ〜。』
弁解になっていない弁解に慌てるランに珍しく渇を入れない巴は話を続けた
巴・『まぁ良いわ…流奈姉が襲って来て攻防を繰り広げて…基地のガードがわっさわさってことに気づいたら、自然とガードと二人で戦ってたってやつ…で。』
と言い切るとランは頷いて結論をバッサリと言い切る
ラン・『要は、一緒に戦って仲良くなっちゃったっと…言うことだよね?』
それを聞いた巴は笑いながらベタだろうと言うとコーヒーをまたすすると気になったことを聞いた
巴・『ラン…那都はどういう経緯で正式メンバーになったんだっけ?』
その問いにランは少し考えると思い出したのか笑いながら答える
ラン・『確か…至ってシンプルで資材搬入と同じころに着任しましたって…いきなりの登場だったからね〜。』
笑いながらランはさり気なくケーキを取り出し食べ始めるのを見てさも当たり前のようにランの出したケーキをフォークでつつくと口を開いた
巴・『確かにね〜スッと現れてだったからねぇ…ゲームでいうモヴかと思ったわ〜。』
そういうと二人で笑ってお腹を押さえた