草野球理論

村田の好不調はいつもわかりやすい。
こないだ書いた通り単純に足の上げ方が違う。
いい時は始動が早くしっかりと溜めとタイミングが取れてるが、悪い時は始動が遅い＝足上げてる時間が短く非常に体勢が崩されやすい。

和田さんの打ち方は超一流。
まず遠心力をフルに生かせるあの構え、重心がいい。
確実性を上げるためテイクバックが小さくグリップ位置もややホームベース寄りで一本足でタイミングを取っている。
力強い打球を打つための反動も腕ではなく主に下半身。
そこからギリギリまで引きつけ背筋力を使ったフォロースルーで腕を背中につくぐらいまで回す。
しかも球を面で捉えたレベルスイング。
どんな体勢崩されてもヘッドだけはなかなか崩れない。
バックスピンのかけ方もうまいから初速からは想像出来ないほど打球が伸てゆく。
特に甲子園のバックスクリーンに低い弾丸ライナーでぶち込んだ時は我が目を疑ったぐらいだ。
右打順ながら通算打率は3割キープ、通算本塁打も300本以上。
選球眼も良く、通算OPSも現役最強レベル。
間違いなくレジェンドクラスのプレーヤーだ。

松坂みたいな地肩の強さに依存した投げ方をする投手はまずMLBでは長く通用しない
同じく澤村みたいな筋肉バカや五十嵐みたいな力感ありまくりの投手も

個人的に最強の投手はあまり力感がない、四球を殆ど出さない制球力、持ち球の出所が見づらく球速以上に伸びがある、これらが揃った投手だと思っている
岩隈や杉内や館山などが理想に近い