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過大評価選手と過小評価選手

●過小評価されていると思う野手


平田

栗山巧
中村晃
浅村
廣瀬
福留

丸は外野手として全ての指標が高いレベルでバランスが取れている
一見成績は地味だが、柳田や糸井と同じくセイバーメトリクス的にものすごく優秀な選手
陽は三振率は高いが、それ以外の能力、特に守備力は本当にすごい
二人とも総合力で柳田の下位互換的なイメージ
ご存知の通り平田はああ見えてかなり俊足
守備の安定感も抜群でキャッチングや送球精度も完璧
長打力はもちろん選球眼もいいためOPSも安定している
ナゴドだけに本塁打は少ないが、数字以上にチーム貢献度が高い選手
廣瀬も平田と似たようなタイプでもっと評価されていい選手だと思ってる


●過大評価されていると思う野手

中田
今江
川端
オコエ
大島
雄平
イチロー
内川
荒木


基本的にあまり重要でない指標ばかり評価されていてチーム貢献度がイマイチな選手
個人成績重視や上辺だけの数字が良い傾向
川端、今江などはまさにそれで長打率、四球率共に低いため1、2としても中軸としても物足りなく扱いづらい
オコエは完全に話題性が先行してしまってる
守備走塁は一流だけどまだスタメンで使うような選手じゃない
良くて守備固めや代走要員程度
彼のためを思ったら二軍でじっくり自分の打撃フォームを固めていったほうがいいと思ってる
でも一番ひどいのは圧倒的に中田だろう
基本的にファーストおよびレフト専の長距離砲という完全に打撃に重点を置いた選手だ
なのに低打率はもちろん、一番の長所である本塁打も過去30本が最多
パークファクターを考慮しても突出している数字じゃない
鈍足のため本塁打数の割に長打率も低くIsoDも平均レベル
故にOPSも0.7半ばから〜0.8前半程度
毎年打点が多いのは決して勝負強いからではなく、前を打つ打者陣の出塁率および走力が非常に優れているから
つまり得点圏打数の多さが理由
打撃だけでなく野手としても上術通り打撃重視ポジション、鈍足、と総合力が低い
どう考えてもWBCの四番どころか、スタメンすら確約されるような選手ではないのは明らかだろう
はっきり言って控えですら不要な選手だ
中田の異常な過大評価ぶりは理解出来ない
イチローに関しては間違いなく一流の選手
でも世間一般的に評価されているようなメジャーでも屈指の一流プレーヤーというほどではないという事
確かに数字面、特に安打数では誰も追い超せないような実績を残している
でもいわゆる個人成績とチーム貢献度は必ずしも比例しない
どんなチームも“勝つ事”が最大の目標である事は誰も疑いないだろう
故に最もチームの勝利に貢献出来る選手こそが本当に評価されるべき選手だと思っている
前述通り攻撃面で彼の突出している数字は通算安打数
次点で通算打率
安打数は実は重要な指標ではなく、打順やチーム打率(打席が回る回数)にもかなり影響されやすい
また四球や長打を意識して狙わない選手ほど有利な指標になる
故に打者の攻撃力として特に重要視されるOPSがどうしても低くなりやすい
実際日本時代でもトップクラス打者の目安となるOPS1.0を超えた事はなく、メジャーではさらに大幅に数字を落としている
通算打率についても長打率によって当然重みが違う
最もヒットになり易い単打中心の打撃と、そういう事を意識しない打撃とでは同じ本数でもチーム貢献度は当然変わってくる
イチローが毎年メジャーで目標にしていた年間200安打などはまさに個人の記録
本来個人記録は後からついて来るもの
特に安打数は始めから○本が目標などと掲げると色々と弊害が出てくる(特に成績が伸び悩んでる時のシーズン後半)
当然上記通りOPSも伸びないため、言うほどチーム貢献度が高い選手とはお世辞にも言い難い
そういう意味で批判を承知で過大評価選手として挙げさせてもらった
ただこれはあくまで攻撃面の話
守備走塁面含めた総合指標、WARはやはり素晴らしい
個人的に彼の本当にすごい所は単純にバットに当てる技術、
そして大きな怪我をしない自己管理力、ずっと高い守備力や走力を保っている所だと思っている
42で未だあの身体能力はすごい

ちなみに高評価通り本当にすごいと思う野手は

山田
大谷
柳田

長くなってしまったので理由は後ほど…
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