「別れよう」
それは彼女にとって突然で無情な宣告だっただろう。目を大きく開き、黒い瞳が驚きと動揺で揺れていた。溢れ出た涙が頬を伝って流れ落ちる。自然と動きそうになる手を、ぎゅっと強く握りしめて抑える。
「理由も、教えて…くれない……んですかっ…」
「理由は特にないよ。もう君とは一緒にいられない、いたくないんだ。俺が。――ただそれだけ」
「そんなの納得出来る訳っ…!」
「ごめん」
背を向け、歩き出す。すぐ後ろから追いかける足音と悲痛な声が聞こえた。それでも立ち止まらず歩けば、冷たい手が勢いよく右手を掴んだ。
「……っ待って下さい」
「…………」
「いや、です……っわたし…、わたしっ……」
走って来たのか息が切れ、嗚咽まじりの泣く声が夜の町に響く。掴む手が微かに震えていた。振り向かなくたって分かる。青ざめた顔で大粒の涙を零しているのだろう。本当は今すぐ振り返り、彼女を抱き締めてあげたい。泣き止むまで側にいて、手を繋いで……なんて、泣かせているのは俺なのに。それに俺にはもうそんな資格はない。残された時間の少ない俺と一緒にいても、幸せになれない。だから………振り向かなかった。
「……海人さん…っ………」
掴む手をなるべく優しく離し、足早に歩き出した。後ろから、名前を呼ぶ声が聞こえる。頭を振った。唇を噛みしめる。自然と足取りが速くなった。
「…いかないで……っ」
「…………っ、」
か細い声が微かに聞こえた。
自然と足が止まる。一瞬が永遠に感じるほどの時間だった。噛み締めた唇からは血の味がして我に返る。
「…………ごめん」
もう一度謝罪を口にし、足を再び進めた。
追いかけてくる足音は聞こえないのに、彼女の泣き声が頭から離れなかった。
それから何年経っただろう。逃げるように恋人や友人、故郷から離れてただ我武者羅に世界を周った。その数はあっという間に増えてパスポートの束ができるほどだっ た。アルとも別れ、1人になってからは移動のペースが更に上がったような気がする。何かに急かされるように、一箇所には留まらず、同じ場所には2度行かない。1度携帯を落として新しくしたがデータが引き継げず、かつての知り合いとの連絡手段も途絶えた。けど何故かホッとした自分がいた。
大地の炎で他者の治療を続け、決して楽とは言えない旅をする中で段々と……静かにその時は近づいてきた。
「今日の具合はどうですかな?」
「……ご迷惑を……おかけしています」
ベッドに横たわる身体をなんとか起こそうとするが、まるで力が入らない。老人はそれを知ってか、柔らかな笑みを浮かべて窓を少し開けた。
冬の空は澄み切っていて、青空が見えた。窓の隙間から冷たい空気が入り、部屋の温かい空気と溶け合うように混ざり合う。
「迷惑だなんて、そんなこと考えないで下さい。大事な孫娘が助かったのは貴方のおかげです」
ありがとう、何度目か分からない感謝の言葉と礼を受ける。先日1番近い医者まで3日はかかるこの村で、酷い風邪を拗らせた女の子を助けたのがきっかけだった。女の子は一命を取りとめたが、限界を迎えた身体は助けた後から動けなくなった。それ以来女の子の祖父の家でお世話になっている。しかし、食事も受けつけなくなり今日で2日。きっともう……回復は難しいだろう。何処かボーっとする頭で漠然と死を受け入れていた。
杖を付きながら、部屋の中をゆっくりと歩く老人。手にしたクリスマスローズの白い花を花瓶へ生けると目を閉じてそっと手を合わせた。
(……娘さん……だろうか)
花瓶と共に飾られた小さな写真立て。若い女性が朗らかな笑みを浮かべて、こちらへ手を振っている。少し色褪せてはいるが、ホコリ1つない。大切にされているのが見て分かる。
じっと見ていたことに気づいたのだろうか、老人は目を開けると写真を手に海人の近くの椅子へ腰をかけた。
「妻です」
「……お若いころの写真ですか?」
「ええ。妻は20歳でこの世を去りました。病気でね、長くは生きられないと言われたとき、私達はまだ18歳で息子は産まれたばかり。こんな辺鄙な村では助かる方法も、金もなかった。もう……何十年と昔の話ですな」
老人はゆっくりと呼吸をして、愛おしそうに写真の女性を見つめた。何故かその姿にズキリと胸が傷んだ。
「…………ませんか」
「ん?」
「……奥さんと、別れようと思ったことは……ありませんでしたか」
なんて失礼なことを聞いているんだろうと、自分でも呆れる。怒られてもしかたないような質問なのに、老人はブルーの瞳を丸くした後声を上げて小さく笑った。
「実はね、もう長くないと分かった時妻からは別れてくれと言われたよ。先のない自分より、他に良い人を見つけて幸せに生きて欲しい。その姿を見れば安心して逝けるから……とね」
「…………」
「何をバカなことをと私は怒った。初めて声を上げて喧嘩したよ。ほら、誓いの言葉にあるだろう。病める時も健やかなる時も≠チてね。大切な人が1番側にいて欲しい時に逃げ出して私だけ幸せになれる訳が無い。だから、聞いたんだよ。私と別れて君は″Kせになれるのかって」
「……、」
「妻は……泣いて、否定した」
大切な、思い出なのだろう。写真の女性を指先で撫でるしわの深い手。微笑む顔にも生きていた年月を思わせる深いしわが刻まれていた。
「……後悔、してませんか」
「いや、すべてをやったと思えるからね。勿論別れの悲しみは今でも覚えているし、寂しさで目が覚める朝は今でもある。けれどそれで一緒に過ごした幸せな時間までなくなるわけじゃない。寂しさと恋しさはやがて愛しさとなって、妻亡き今も僕の心を温めてくれる。もし、あの時別れることになっていたら……きっと痛みも恋しさも穏やかに忘れていったのだろう。そして縁があれば違う女性と結婚していたかもしれない。けれど、ずっと後悔し続けたと思うよ。何故、あの時手を離したのだろうって。悲しみはいつかは薄れて癒える日が来る。けれど後悔はずっと残り続ける」
「…………」
「後悔はね、時に悲しみより残酷だと……私はそう思う」
「……っ、」
何故か、胸がぎゅっと苦しくなって……熱い何かが目元からこぼれ落ちた。今でも耳の奥に響く彼女の声が、焼きついて離れない。
…いかないで……っ
彼女は今どうしているだろう。泣いてないか、笑っているか……それだけが気がかりだった。あんな風に一方的に別れを告げておいてなんて身勝手な想いだろう。きっと今頃他に好きな人ができて……幸せにしているはずだ。こんな酷い男のことなんてとっくに忘れている。
(だから、これで良かったんだ)
頭ではそう納得しているはずなのに、喉に刺さった小骨のような後味の悪さがずっと胸に残っていた。
「……さて、年寄りの長話に付き合わせて悪かったね」
「……いえ」
「少し、休みなさい。君には休息が必要だ」
「…………」
促されるまま、瞳を閉じた。
すると、温かい手が額を撫でる。聞こえてくるのは異国の子守唄。聞き覚えのないはずなのに、心地よい。自然と意識は闇の中に溶けていった。
「………、…」
ふと目が覚めた。まだ室内は暗い。視線だけ窓の外へ向ければまだ夜が開け切らぬ日の出前のようだった。
(……ああ、)
「……そこに……いるんだろ」
「……海人」
窓辺にとまる1羽のフクロウ。瞳に薄っすらと六の数字が見える。声をかければ、小さく鳴いた。
「むくろ」
「クフフ、不思議だ。超直感もないのに海人にはいつも気づかれてしまう」
「はは、……どうしたんだ。いつもは遠くから見てるだけなのに」
「……貴方を、1人では逝かせません」
「……そっか…………優しいなぁ、むくろは」
「…………」
「……なあ、皆の様子……おしえて」
目を開けているのも辛く、ゆっくりと閉じた。
聞こえるのは骸の静かな声。
「クロームは独立してもう5年が経ちますね。元気にやっているようですよ、偶に犬達とも会って世話をやいているようです」
「…………」
「……沢田綱吉は昨年第一子が産まれて父親になりました。ボンゴレボスとしての地位も安定してきて、様々な改革を進めています。お陰で我々は忙しくていい迷惑ですがね。獄寺隼人は相変わらずの10代目バカです。まあ、それでも少しは右腕としてらしくなってきたんじゃないですか。少しは、ですけど。雲雀恭弥は知りません……知りませんが、海外へよく行くそうです。何かをずっと探し回っているとか。山本武は、海外暮らしが長いそうですが……ああ、そうそう来年籍を入れるとか言って浮かれてましたね」
「………そう、か…………」
次々と思い浮かぶ仲間の顔。日本へ来て辛いことも、苦しいことも沢山あったが、それでも今こうして思い浮かぶのは、楽しかった思い出が多い。
皆それぞれの人生を歩んでいる。
だから、だから……これで良かったんだ。
「…………聞かないんですか」
「…………」
ポツリと、呟くような骸の声。目を閉じていても、渋い顔をしているのが目に浮かぶ。
「彼女が……夏希がどうしているのか」
「…………」
聞きたくない思いと、知りたい思いが交差する。子どものように駄々をこねるような堪えきれない感情が湧き上がって胸が苦しい。教えて欲しいと一言言えばいいのに。幸せにしている彼女を知れば、安心して逝けるはずだ。
「……っ、……」
なのに、何故だろう。
言葉に詰まる。
「…………海人」
「……」
「今から話すことは、君にとって呪いになるかもしれない。本当は……教えない方がいいと分かっています。けど、君は知るべきだ」
「…………」
「夏希は高校を卒業した後大学へは進学せず、すぐ働きに出ています。お金を貯めては海外へ行く生活を繰り返しているそうです。海外へ行くにはお金がかかる。昼夜問わず働いて、無理をして倒れたことも一度や二度じゃ無い。それでも彼女は海外へ行くのをやめようとはしなかった。なぜだか分かりますか」
「……っ」
「海人、君を探すためです」
「……な、で……」
「大方山本武から事情を聞いたんでしょう。個人の力でこの広い世界から1人の人間を探し出すなんて、無理に決まってる。けど、誰に何を言われても彼女は諦めていない」
「……っ……」
「それは、夏希だけじゃない。沢田綱吉も、獄寺隼人も、山本武も……そして雲雀恭弥も。みんな君を探していた」
「……っぁ……」
「君は、愛されているんですよ」
涙が止まらない。水分も取れず、からからになったこの身体からもまだ出るものがあったとは。
離れて何年も経つのに、まだ想ってくれていたことが嬉しい反面、苦しくて悲しい。
想ってくれていた人達を置いて1人になったことは、あの時精一杯考えて決めた覚悟だった。これでいいのだと、間違っていないのだと……そう思っていた。そうであって欲しいと願っていた。
「……っ、」
後悔はね、時に悲しみより残酷だと……私はそう思う
けど、別の道もあったのではないだろうか。
少なくとも彼女には納得出来るまで、きちんと話すべきだった。彼女の人となりは知っていたはずなのに。
(……夏希)
海人先輩
大切にしますっずっと!
わたし、先輩を好きになって良かった。はじめてが継峰先輩で、嬉しい…です
…いかないで……っ
「…………な……つき、」
会いたい、もう一度……夏希に逢いたい。
照れて真っ赤に染まる顔、楽しそうに笑う顔、嬉しそうに微笑む表情が浮かんでは消えていく。
傷つけて泣かせたことを謝って、泣き腫らした頬を撫で、胸いっぱいに抱き締めたい。そして許されるのなら、名前を呼んで欲しい。
もう一度、
叶うのならば……どうか、もう一度。
「――――」
「おやすみなさい、海人」
親友に見守られ、眩しい朝日が登るのと同時に継峰海人は旅立った。
「ッ葵希ちゃん!」
手と肩の関節を強引に外し、拘束と呪符を外す。次いで足の拘束も急いで外した。焦るばかりで手が微かに震える。その間も声をかけ続けるが、血溜まりの中心で倒れる葵希はぴくりとも動かない。
「……っくそ」
最後の呪符を強引に解呪した反動で全身が痛むが、それでも無理矢理剥がして、葵希へ駆け寄った。
「…………ッ」
(酷い……)
見て分かるだけで、頭部、右肩、腹部からの出血がある。特に致命傷である腹部は動脈や臓器を巻き込み貫通した穴が空いている。それ以外にも骨折や打撲が多数だ。出血の量だけでも失血死していても可笑しくない。
(こんな傷で動いていたなんて……っ)
「葵希ちゃん、聞こえてたら目を開けて!」
身体を揺らしながら問いかけるも、返答はない。顔面蒼白で、痛み刺激にも反応しない。
「っ、」
顔を近づけ呼吸を確かめるが、すでに止まっていた。頸動脈ですら、触れない。
(心停止……!)
「……ッ、だめだ!」
すぐに気道確保し、心臓マッサージと人工呼吸を行う。勿論反転術式での治療も平行して行う。どんどん、と胸を圧迫する音が廃墟と化した街に響く。
(……っ、早く戻れっ)
じわじわと腹部の傷は癒えてきている。しかし、呼吸も心拍も戻らない。心停止からどれほど時間が経っていたのだろう。反転術式は万能ではない。失って時間の経った欠損部位は戻らないし、死者蘇生ができる訳でもない。そんなのが出来るのは宿儺くらい巨大な呪力の持ち主だろう。
「……、……」
ポタリ、ポタリと汗が額から流れる。すでに怪我人の治療をしてきた後で呪符の解呪にも呪力を使っている。呪力はさほど残っていない。絞り出すように呪力を集め、反転術式と蘇生に集中する。
時計がないから正確な時間は分からないが、すでに心臓マッサージから3分は経過していた。普通心停止から1分以内に救命処置が行われれば95%が救命できる。 3分以内では75%。5分経過すると途端に救命率は25%に下がり、8分経過すると救命の可能性は極めて低くなってしまう。勿論反転術式も使用しているのでこの限りではないにしても、早い心肺の回復は必須だ。AEDでもあれぱ、少しは助けになるのに崩壊した街中から探すのは不可能に近い。
「……葵希、ちゃん……っ、」
やっと……やっと、見つけたのに。
また俺は……っ彼女を守れないのか。
海人先輩
自分が継峰海人だと、すでに狗巻葵希として新たな人生を歩んでいる彼女に伝える必要はないと思っていた。彼女の負担になるだけだ、と。
せんぱい
だから、彼女が少しでも笑って過ごせるように。安心して任務へ行けるように自分の出来ること……反転術式を磨いた。真実を話せなくても、触れることができなくても……君が幸せでいてくれたら……っそれだけで良かったんだ。
「……っ、」
お願いだから、
お願いだから。
心拍も、呼吸も再開しない。呪力も尽きた。時間は無情にも過ぎていく。反転術式が使えないと傷の治癒も蘇生もこれ以上難しい。
(っ死なせるもんか……!)
何を対価にしても、絶対に。
「……っなつき!」
ピクリと、葵希の手が動いた。
「葵希ちゃん、具合はどう?」
「!」
ガラリと開いた扉。ベッドから起き上がり、そちらへ視線を向ける。久しぶりに会う海月さんは何処か疲れた表情を浮かべていた。
「遅くなってごめんね」
「……、」
首を振って答えれば、微笑んでベッド脇に置かれた椅子に座った。手にした聴診器や触診をしながら体調を確認していく。
「……よし、傷の経過は良好だね。あと1週間もすれば自室へ戻れるよ」
「……」
「……喉の方は変わりない?」
躊躇いがちに聞かれた答えに苦笑して返答した。あの渋谷での戦いの後、この病室で目が覚めてから声が出ないことに気づいた。蛇の目と牙の呪印が消えた訳では無い。恐らく無理に呪言を使い続けた反動で、声帯が機能しなくなったとのことだった。怪我ではないので反転術式でも治療出来なかったらしい。
「……ごめんね、治してあげられたら良かったんだけど」
「……っ、」
俯く海月に、慌てて首を振る葵希。命が助かっただけでも奇跡だった。失血死しててもおかしくない怪我だったはずだ。実際、海月さんがいなかったらあのまま死んでいただろう。
「……そうだ、携帯の使い心地はどうかな。慣れてきた?」
「!」
海月さんの言葉に、テーブルの上に置かれた黄色いケースのスマートフォンを手に取る。戦いの際に壊れた携帯を新しく用意してくれたは海月さんだ。診察に来れない日も綺麗な色の花をお見舞いに運んでくれた。何から何までやってもらってばかりで、申し訳ない。
「……あ、」
ピコン、と軽い音と共に海月の携帯が着信を告げる。届いたメッセージを開けば、ありがとうございますとペコリお辞儀をする可愛いスタンプが送られていた。
「使いこなしてるね」
「……、」
笑みを浮かべて、再び携帯を手に取る。呪言が使えなくなった今、筆談を制限する必要はなくなった。文字自体は理解していたが、いざ使うとなるとなかなか慣れず少し苦労したのは内緒だ。
「…………」
「葵希ちゃん?」
もう一度海月さんに会えたら、伝えたいことがあった。
パチパチと、携帯を操作する音だけが病室に響く。
【私を治療するときに、縛りを使用したと聞きました。もう、海月さんは反転術式を使用できないって本当ですか?】
「………!」
ピコン、音が鳴って携帯を確認した海月。驚いたような表情をするが、じっと見つめる葵希の視線に隠しきれないと思ったのか、重い口を開く。
「………それは、本当だよ。でも、君が責任を感じることじゃない。俺は俺のするべきことをしただけだ」
「…………っ、」
「それに……それを責めるなら、俺を助けるために葵希ちゃんは声を失った。責任は俺にあると思わない?」
「っ、」
瞳が揺れる。穏やかに微笑む海月さんの顔を正面から見れずに携帯へ視線を移して誤魔化した。
【私は、海月さんに助かって欲しくてやったことです】
「それなら、俺も同じだよ。葵希ちゃんに生きていて欲しかった。それだけだ」
「っ……」
【……どうして、そんなに優しくしてくれるんですか?】
「どうして、って……」
言葉に詰まる海月さんに、ずっと言えずにいた思いを告げた。溢れる気持ちを抑える呪言はもう使えない。そして手には思いを伝える手段がある。
【倒れている間……夢を見てました。夢の中で私は夏希≠ニいう16歳の女の子で、大好きな人と別れました。あまりに一方的なお別れで、戸惑ったし困惑しました。悲しみに暮れて……憤りもしました。けど、どうしても忘れられなかった。幸せだった頃の記憶がそうさせてくれなかったから】
今まで途中までしか思い出せなかった前世の記憶。
夏希≠ニしての最期の思い出だ。
【ある日、偶然会った山本先輩からあの日の真実を聞きました。どうしてあんなことを言ったのか、別れなくてはいけなかったのか……先輩の想いを受け取りました。理解はできました。けど、納得なんて出来なかった。そして猛烈に後悔しました。どうして、あの日引き止めなかったんだろう。みっともなくても迷惑でも、振り払われても……っ私は諦めるべきじゃなかった。海人先輩の手を、離してはいけなかったんです】
それから、内定の決まっていた大学へは進学せず、家族の反対を振り切って家を出た。海外と日本を往復する生活。だれからも無理だと言われた、諦めるしかないって。でも、そんなこと出来なかった。どうしても、もう一度……もう一度だけでいい。先輩に会いたかったから。
【海外と日本を往復する生活は、突然終わりを迎えました。先輩が……海人先輩が、亡くなったことを知らされたから。私は間に合わなかった。まだ、先輩に言いたいことが沢山あったのに。大好きだということも、ずっと側にいたかったことも。迷惑かもしれないけど、力不足なのかもしれないけど……先輩の抱えているものを一緒に背負いたかった。一緒に、幸せになりたかった】
そこまで打つと、涙が溢れ出て画面が見えなくなった。携帯を持つ手とは反対の手で、涙を拭うのに溢れる涙は、止まってくれない。
「…………っ、」
「ごめん……ごめんね」
パッと声のする方を見る。海月さんが、泣きそうな顔でこちらを見つめていた。いつもの穏やかな顔ではなかったけれど、やっとずっと探していた人を見つけた気がした。
「…………、」
「…………」
「……、っ」
「夏希ちゃん」
ゴトッと携帯の落ちる音がした。
もう、言葉は必要ない。
お互いの存在を確かめるように、抱きしめる。以前とは違う髪と瞳の色。しかしそれすら愛おしい。海月さん……海人先輩は、髪に触れ、輪郭にそって優しく頬を撫でた。流れる涙を細い指が払う。擦り寄るようにその手に自身の手を重ねた。
愛おしい、
その感情だけが胸をしめる。
ただもう一度会いたかった。
ずっと、ずっと……。
こんな記憶、なければいいと思った日もあった。わたしはどっちなのだろうと悩んだ時もあった。
けれど、夏希(わたし)は葵希(わたし)なんだろう。
2つの記憶があっても、わたしは1人だから。想いも感情も……過去の記憶も含めてわたしだと今なら思える。この想いは嘘でも勘違いでもないのだから。
「…………」
「…………」
重ねた唇だけが、これからの2人の関係を物語っていた。
***
最後までお読み頂き、ありがとうございました。一部台詞お借りしました。勝手にすみません。
久しぶりに続きものが書けて満足しています。楽しかった。この後葵希ちゃんは4級に降格しますが、呪術師を止めず兄や友人達を傷つけた呪霊達と戦うことを選びます。海月くんも反転術式は使えませんが、医師としての知識や技術で硝子さんを支えながら、呪術高専に残ります、五条先生や夏油さんの身体の件もあるので。2人共かなり怒ってます。原作見てないので死滅回遊どうなるか分からないのですが、アニメ3期始まったらまたハマりそう……。
駄文失礼しました。
いつもお返事ありがとう御座います。
地震凄かったですよね…今もテレビをつけたり、Twitter等でも情報を見かけるので自身で想像している以上に現地では酷い惨状が広がっているんだろうな…と思うだけしか出来ませんが、ナギサさんもご無事との事で本当に良かったです…!
おおっ!ナギサさん、正月ガチャでキャラクターを引き当てたのですか!?私の方で出るSSRは残滓のみだったので、覚醒出来るの羨ましいです!おめでとう御座います!
ストーリーの敵が強いの分かります。滅茶苦茶固くない!!?って何度も編成変えたりしてるんですけど…あれ、強すぎませんか…?出た当日にクリアした猛者の方がいらっしゃるようで、一体どんな育成をしてるのか気になる所です。金曜日から大討祓が始まったり、それなりに絶え間なくイベントが来てくれるのでこれからもぼちぼち頑張っていきたいと思います。
俺だけレベルアップもTwitterの方で何度か広告で見かけた気がします。最弱から始まるって言うの面白そうですね!最近は転生系とかなろう系も多種多様になって来て、どんなものが面白いのかな?と興味もあったのでチェックしてみようと思います!
最近ですとtuki.(15)さんをよく聞いてます。ちょっとハスキーな声質と紡がれる歌詞がとっても綺麗で。曲を出し始めて間もないので曲数は少ないのですが「晩餐歌」「一輪花」は特にお気に入りです。優理さんとのコラボで歌われている晩餐歌も違った雰囲気を楽しめると思うので宜しければそちらも!
後はyamaさんの「血流」「麻痺」「春を告げる」「a.m.3:21」とか、去年お話させていただいた時に出た王様ランキングのエンディングを歌われている方です!
男性ですとなとりさんもよく聞きます。「金木犀」Overdoes」。特に「フライデー・ナイト」は番外編の夏から海、藍を愛するを執筆している最中のお供として大変お世話になりました。歌詞と作中に関連性はありませんが、気怠げな声質が苦手でなければ!
Mrs.がお好きであればNovelbrightさんもオススメです!「walking with you」「ツキミソウ」とか、伸びやかな高音を難なく歌いこなすのを聞いてるだけですっきりすると言うか、爽やかさのあるバンドさんで。
好きなものをバイキングみたいに摘み食いする性格なので、他にもオススメしたいアーティストさんが沢山居るのですが、煩くなってしまいそうなので此処で一旦区切ろうと思います。
ナギサさんにバチッとハマるような方が一人でも見つかれば嬉しいです。
とうとう渋谷事変へと場面が移り変わって、ピリピリする空気感を感じずにはいられませんでした。冒頭での棘君とのやり取りがほっこりするだけに、その先のことを思うと切なくて…。兄妹ではあるけど、同じ呪言師としても先輩・後輩としても互いを信頼しているのが強く伝わってきました。その後に続く棘君の独白、回想にも悶えてしまいました。葵希ちゃんの過去は以前からも語られてはいましたが、お兄ちゃん視点としても苦難と呪術師にはなってほしくない葛藤があったんですよね…。海月君に会う為には呪術師にならなければ、目指さなければ出会うこともなかっただけに、その乖離というか、現実の上手くいかないポイントがこのお話を「前世の恋人に偶然会えたぜラッキー!」だけでは終わらない、もう一つのキーでもあったのかなとも思ったりしました。
最終話ではその切欠である呪言も使えなくなってしまったけど、海月君が海人であり、また葵希ちゃんも夏希ちゃんであったことを漸く認知し、言い出すことが出来た。特に「夏希ちゃん」と呼んでから二人が触れ合うシーンからが、語彙が足りなくて在り来りな言葉でしか表現が出来ないのですが…本当に、本当に良かったです。五話の中にぎゅっと詰め込まれた物語だからこそ、一冊に纏まったお話を読んだ後の満足感(上から目線っぽい言い方ですみません)に似たものがあって。
重ねた唇だけが〜の一節も素敵でした。本当に。凄く良いお話を読ませていただきました。
老人との会話も胸に迫るものがあって、どうして夏希ちゃんを手放したんだ!と、諸悪の根源であるにも関わらず今直ぐにでも海人によりを戻せと迫りたくなる程でした。ビンタしてやりたい。
ある意味、海人のこの行動も夏希ちゃんにとっては一つの呪だったのかもしれませんね…。家族の反対を押し切り再び出会いたいと探していてくれたことも、来世があったからこそ互いに伝えられた。もう、本当にありがとう御座いました!何度感謝を伝えても足りないぐらいです。
ムクロウとして出演してくれた骸さんの「1人では逝かせません」の言葉も力強いのにどこか寂しさが込められていて…その後に皆の様子を聞いて、話して、「君にとっては呪いになる」かもと告げるシーンも個人的にとっても好きな所です。
何度も諄くはなりますが、最後まで物語を書き切って下さったこと。本当にありがとう御座いました!ナギサさんの書かれるお話は切ないけれど、それでも最後には心がほっと暖まる温もりを分けていただけるので、とっても癒やされております。
それとメールで仰っていた羂索=白蘭さんの発想が面白くて、思わず笑ってしまいました。好きになった対象が違うだけで中身的な思想は似た者同士でしょうし、どんなに汚い手を使っても〜とか有り得そうで。相変わらず愛が重い(笑)
あの後自分で書いたものも流し見程度に浚ってみたのですが、夏希ちゃんの熱量がやっぱり海人に向けられている時は会話が弾むぐらいなので、ご指摘の通りかもしれません。
いつか山本君ともわいわい会話が出来るような二人が書けたらチャレンジはしてみたいです!
質問へのお返事もありがとう御座います!
まさか「海に住まう怪物」の名前を上げてもらえるとは思っておらず…!メールを頂いた時に思わず変な声が出ちゃいました(笑)
もしも仮に海に住まう〜を書くとして、どの分岐先が見たいとかはありますでしょうか…?初期は「夏希ちゃんが怪物を受け入れるバッドエンド」「拒否して骸さんが助けに来てくれるトゥルーエンド」のみの構想だったのですが、あの内容で行くならもう一つ「生存ハッピーエンド」も書けそうだなって思っておりまして…。もし宜しければこの結末でってものを教えていただければ幸いです。
自分の話にも感想ありがとう御座います。
ナギサさんが書いて下さったお話に便乗する形で執筆した「玉響」ですが、漸く高専時代の話を見る事が出来て…うおおお夏油さん!!救われてくれェ!の思いから先走って書いてしまいました。それでも離反はしちゃうんだからやっぱり人の道を変えることは難しいものなんだな…と痛感したり。病室で夏油さんが迎えに来た後はそのまま連れ去られて百鬼夜行の日に救出される、若しくは五条先生か他の術師に阻まれるかの二択かな?と考えてはいました。
自分もpixivの方でノット離反の夏油先生をお見かけした事があって、本当にこんな世界が存在していてほしかったと願わずにはいられませんでした。他にも祓ったれ本舗として活動している現世Ifもあったりして、原作がどんな最後を迎えるにしてもパンドラの箱みたいに僅かな救いだけでも残っていて欲しいと思わずには居られません。
じゃれつくような愛はちょっとセンシティブな話に挑戦したくなって書いたのですが…後半の方で失速してしまい、だらだらと書いちゃうのが悪い癖で、読み難い部分の方が多い中で感想をいただけて嬉しいです。
夏希ちゃんと言えばコーヒー、紅茶よりもココアのイメージが何となく強くて、海人も彼女の好きなもので緊張を解してあげたかったのなと思います。
入れていた物としてはニンニク、生姜、ウスターソース、ミルクチョコレート(うちは明治が常備でしたが、多分拘らなくてもいい部分です)、インスタントコーヒー(またはコーヒー牛乳)、トマトが作る時々によって入っていたり、いなかったりって感じでした。家に有るものを入れるって言ってましたね(笑)
ただ入れる量もドバドバっとじゃなくて、少量ってぐらいだったので都度味見をしてみた方が吉です!トマトは生の皮付きで入ってる事が多かったですが、今は野菜も高いですし缶詰で使いきれなかった分を投入しても遜色なく美味しく出来ると思います!
それと栗原はるみさん監修の「SBカレールー」は顆粒タイプで溶けやすいし美味しかったよと教えてもらったので此方でも囁き程度に…。実家にいる時は二段熟カレーが主で、それに出会う以前は違う会社のルーを二つ買って半分ずつぐらいで使っていたり。
あ、あと具材を炒めた後に煮込む時、ローリエ(エスビー)を使ってました。煮込む時にローリエの匂いがすると今日はカレーかシチューのどっちかだな?ってなるぐらい嗅ぎ慣れた定番の匂いで。入れなくても大差はないかもしれませんが、匂いが嫌いでなければ!
入れる具材に関しては玉葱、人参、じゃが芋、豚肉か鶏肉(偶に手羽元、手羽中)、あればトマトって感じの何処にでもあるレパートリーですね。
カレーって簡単に作れるからこそ味とか、具材が単調になって意外と難しいなってなるんですよね…。自分も実家を出てからは作る頻度もめっきり減ったので久しぶりに食べたくなって来ました(笑)
質問に添えているかは分かりませんが、少しでもお力になれていたら幸いです。
部分部分で長くなりましたが、今回はこの辺で失礼します。
まだまだ寒い日が続くようなので、ナギサさんもどうかお体にお気をつけてお過ごし下さい!
いつもお返事ありがとう御座います!
本当に敵強すぎて、この間実装された領域展開持ちの伏黒君が居れば勝てるよ〜とのツイートを目にしてサポートでお借りしたけど駄目でした…。強すぎ硬すぎで(笑)
ので、自分もまだクリア出来てないんですよね…。スキルレベルとかも必要なんでしょうけど、覚醒とかも出来てないキャラが居たりするのでそっちを育てる方が優先かなって感じです。またイベントとか来てくれたら素材も交換出来たりするので、スタミナとかも考えると大分ゆっくりな攻略になりそうです。
ナギサさんはもうクリアされましたか?
ナギサさんから教えてもらって直ぐにテレビ覧で確認したのですが、俺だけレベルアップの件はもしかしたらリアルタイムでは追えないかもしれない可能性が浮上していて…。お話を聞いて面白そうだなってワクワクしていただけに結構ショックでしたが、いつかTSUTAYAとかゲオさんで借りられるようになったら拝見しようと思います!
おおっ!本当ですか!?良かったです!
そうなんですよ、tukIさんって曲を出されてから間もないのに制作のピッチも早くて、原曲だけじゃなくてアレンジとかコラボとかもして下さるので少ないながらにも色んな味を楽しめるアーティストさんなんですよね!出かける時とか家事の時とか、自分もよくお供にしています。
コラボ相手の優理さんも独特な声質のアーティストさんではありますが、声の伸びだったり、認められる歌詞も良いので苦手でなければ是非!オススメです。SEKAI NO OWARIとかに世界観は似ている気がしています。
もしかしたらご存知かもしれませんが、Uruさんも良いですよ!自分で歌われている曲は勿論、カバー曲である優理さんの「ドライフラワー」Awesome City Clubさんの「勿忘」も透明感のある声色で切なく歌いこなしていて。何方の原曲も勿論素敵なので、お時間ある時にでも是非!
ナギサさんの海人に対する解釈が凄く鮮明で、本当に本当に大切にしていただけてるんだとメッセージを頂いて此方が涙ぐんでしまいました。ありがとう御座いますっ!
自分の中でも海人は延命をするよりも、そこで時間を浪費するぐらいなら一人でも多くの人に会いに行こうとするんじゃないかなって思っていて。夏希ちゃんとお付き合いしている世界線ではきっと海人も違う選択肢を選ぶとは思うのですが、確かに仰る通りジッとしているかは謎ですね…(笑)
大地の短命すらも乗り越えた世界線が存在するなら皆に囲まれてもありそうです。実は去年の頭ぐらいに海人が亡くなった後に成長した子供達に遺品を手渡す、なんて話を考えたりもしていました。ただどっちかと言えば子供達がメインってよりも海人・白蘭さんが出張る感じになるかもしれなくて。後は山本君との三つ巴みたいにだらだらっと長くなりそうで断念しました。基本キャラクターの死後にそのキャラに関するネタが浮かんで来る事もないのですが、自分にとっても海人は特別な立ち位置のオリキャラなのかもしれないな〜なんて考えたり。
確かに骸さんって明確な敵意こそ白蘭さん程露骨ではないですが、夏希ちゃんとの関係がちょこっと特殊ではありますもんね。トゥルーであるなら以前上げたものにプラスαで展開を追加する形になって、生存の方だと根底がちょっと変わるかなってイメージです。
こ、此方で決めちゃっても大丈夫なんですか…!?わかりました、何方が書けるかは自分でも触ってみないと分からないので、ネタが固まったら着手してみようと思います。
うちはニンニク・生姜にプラスで一味か二味加える程度、若しくは通常通り作ったものに二味加える程度でした。
子供さん、トマト苦手なんですね…果肉とかあのぶるっとしたゼリー部分が苦手ってだけならトマトジュースとかでも代用可能ですよ!そもそもの味がって感じなら入れるのは控えた方が良いかもしれません。
おでんの残りもカレーに出来るぐらい基本なんにでもあう料理なので、ナギサさんにとって美味しい組み合わせが見つかることを願っております!
自分の話しの方にも感想ありがとう御座います!
本来なら二人が幸せになるIfの世界線という設定でしたが、ナギサさんからアイディアを頂いて真っ先にターゲットになったのがこの二人でした。書きながら「思ってたのと違う」って思われちゃうかもな〜…と考えていたので、こうして感想を頂けて嬉しかったです。
実は夏希ちゃんが結婚式の直前に海人に会って、記憶を思い出してしまう展開を先に思いついていたのですが…流石にそれだと救いがなさ過ぎる為に今回のような流れに落ち着きました。山本君は夏希ちゃんが記憶を思い出してしまうかもしれない恐怖に怯えながらも、その間に確固たる関係を築いてしまえば例え「別れよう」と夏希ちゃんが言い出しても逃げ道を塞げるんじゃないかって計算もありそうで。ちょっと嫌な奴にし過ぎですかね(笑)
愛逢月でもし海人が言い寄られたらどうなるのかのバッドエンドルートとして書けたのも個人的には楽しい部分でした。
結希さんとのやり取りも携帯を渡すだけに留まる予定で、彼処まで深く会話をする構成ではなく。夏希ちゃんの想いか、結希さんが二人を思う気持ち故か気がつけば傍にいてあげてほしいんだと説得するような言葉が浮かんできていました。普段は二人を影から支え、見つめていた結希さんが「お願いだ」と言う事もないんでしょうけど…。
海人と中学の頃から付き合いがあるからこそ、山本君も山本君で海人の弱みを知り尽くしているのかも…。
実は「夢中説夢」の冒頭のシーンですが、夢占いでは元彼との性行為には「忘れられない思い出」や「今の恋愛への不満」などが挙げられる…そうです。無意識下ではありますが、もしかしたら記憶の中で居なくなってしまった夏希ちゃんも、心の中では海人のことを探し求めていてくれたのかもしれません。
それとこれも余談にはなりますが、元凶である親子に会いに行った海人は結希さんには喋っていないだけで悪どい手腕で懲らしめていたりもしています。話の都合上割愛しましたが、野放しにしておけば夏希ちゃんだけじゃなく、仲間や今まで出会ってきた大切な人達までに危害が及ぶかもしれない。
そんな汚れてしまった自分が夏希ちゃんの傍には居られない裏話もあったりしました。
それと日記の方の話にまでありがとう御座います!
実はこれも夢中説夢の宗教云々から派生したネタでして、現代ではなくなった風習も何処かの村では今も淡々と受け継がれている事があるそうです。アトルちゃんが居たから海人は自然での生活に対応できるようになったし、後の人生においても大きな気づきを得る事が出来た。
勿論こんなに血腥いシーンだけでなく、ほんわかふんわかしている人々との触れあいもありますが、これからも海人は旅をする先々でボコボコにされながら揉みくちゃにされながら強く生きていくのだと思います。他にも似たようなネタが浮かんでいるので、いつかそれも今回みたいな形で清書してお披露目が出来たらなと考えています。
お気遣いありがとう御座います。
粉雪がチラつくような寒さから一転して、1月の終わり頃にはぐんと気温も上がるようです。
寒暖差から風邪なども引きやすくなるでしょうし、ナギサさんもどうかお体には気をつけてお過ごし下さいね!