今週の本誌のさっちゃん、めちゃ可愛かった!あの体勢のボディラインが色っぺーなァさっちゃん。坂田に見せたれ。アイツ絶対○○すっぞ。朝っぱらから○○すっぞ。ってか万事屋のさっちゃんの受け入れっぷりに感動したw居ること前提っていうねw
さっちゃんねー、銀さんに跳び蹴りしつつも結局ちゃんと全てを受け入れて戻ってきた辺りに真の愛を感じたよ。一度ショックを受けて出て行くも、色々葛藤して、考えて、それであんな形wで受け入れて戻ってきた。
可愛いじゃないか。
健気で可愛いじゃないか。益々好きになったよさっちゃん。「銀さんが○○だったなんて…ううん、○○だとしても銀さんは銀さんじゃない。私は天パな銀さんだから好きになった訳じゃないわ。銀さんが○○なら私も銀さんと一緒に○○ればいいじゃない!待ってて銀さん!今逢いに行きます!」とかね。色々考えて戻ってきたんだよね、きっとw
いやむしろアレは
「私も一緒にやるネタでしょォォォ!一人で先にやっちゃうなんて酷いわ!」の跳び蹴りかw
そこで。
ふと坂田を嫉妬させたくなって、坂田以外のキャラでさっちゃんとカプらせてみた。まぁ私がただ坂田ざまぁしたいだけなんだが(^p^)坂田さっちゃんに愛されて羨ましいんだよ爆発しとけ一回。とりあえず兄さちと高さち。学パロと、同じシチュでのリーマンパロ。さっきEDのアナグラ見たんでw
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【兄さちで学パロ】
「なぁ、校門のトコにめっちゃ巨乳の美人が居るぜ」
クラスメートの言葉を聞いた神威は、静かに、それでいて足早に教室を後にした。
「おいおい、どこに行くんだよ」
するとすぐに彼の後を阿伏兎が追ってきた。
「どこって…放課後に教室を出るってことは、帰るからに決まってるだろ?」
振り返った神威の顔には笑顔は貼り付いているものの、その双眸から放たれる眼光は鋭かった。
「いや。俺が言ってんのは、突然クラスメート殴ってどこ行くんだって意味だよ」
すると神威は無邪気な様子で肩をすくめて見せる。
「…さぁ?何となく?」
そして再び踵を返して歩き始めた。
「何となく…って、おいおい勘弁してくれよ。どやされるのは俺なんだぜ?誰もアンタに言えないから」
「はいはい」
阿伏兎の話をテキトーに聞き流しながら神威が向かったのは、例の「巨乳の美人」が目撃された夜兎高校の校門前だった。
するとそこには、確かにスラリとした8等身に豊かな胸、そして菖蒲色の絹糸のような長髪を湛えた美しい女がいた。他校のセーラー服を身に纏い、短いスカートからは白く長い足が惜しげもなく晒されている。やや伏せられた双眸の長い睫毛が頬に影を落とし、ぷっくりと赤い唇からは色香が漂っている。
遠目からでも目立つ女を、阿伏兎は眩しいような眼差しで見詰めた。
「あやめ」
すると彼より少し先を歩いていた神威が、女に向けて鋭く声を発した。
「遅いわ。授業はとうに終わってる筈でしょう?寒空の下、女の子を待たせるなんて」
あやめ、と呼ばれた女は神威の声に気付いて振り返ると頬を膨らませた。先程までは大人びていた彼女の表情が、一瞬にして愛らしい少女のものとなる。
しかし神威はそんなあやめに構わず、やはり鋭い声で続けた。
「待たせる、じゃないだろ?俺との約束、忘れた訳じゃないよね?」
「…………」
バツが悪いのか、あやめは俯いて下唇を噛んだ。
「ここには一人で来るなって言った筈だけど?」
「だって…1週間ぶりなのよ?…早く会いたいじゃない…」
こんな美人が、と端で聞いていた阿伏兎の方がグラリときた言葉にも、神威は表情一つ変えない。
「あの銀髪教師の名前を口にしない。他の男と二人きりにならない。そして一緒に帰るときは迎えに行くから銀魂高校にいること。忘れた訳じゃないよね?」
「それは――」
「言い訳は聞かない」
いつの間にか彼の表情から笑顔が消えていた。一度は反論しようとしたあやめだが、すぐに思い直して静かに目蓋を閉じた。
「……私が悪かったわ」
そして反省しているのか、そのまま素直に小さく謝った。すると神威に普段の表情が戻る。
「うん、分かればいいんだ」
言いながら神威はあやめの腕を引き寄せ、唇に、しかも特別濃厚なキスを施した。これには横で傍観していた阿伏兎も絶句する。
暫く「んっ」だの「ふっ」だの言いながらキスをしていたが、満足したのかようやく唇が離れた。いつの間にか夜兎高の生徒も遠巻きに二人を注視している。
「神威…っ、ここ、外よ!恥ずかしいわ…!」
「いいんだよ、見せ付けてるんだから。あやめは誰の女なのかハッキリさせとかないと…“そういう目”で見ていいのは俺だけなんだ、って。特に、夜兎高に向かう君を心配して追ってきた、あの銀髪教師にね」
ハッとして振り返りそうになったあやめの頬を抑え、再び神威は深く彼女の唇を貪った。その視線はあやめの顔越しの向こう側へと鋭く向けられ、次いで勝ち誇ったように涼しげに細められた。
「銀ぱ――」
「ほら、また約束破ろうとする」
「――んぅ…っ」
唇を解放される頃には、あやめの表情は完全に溶けてしまっていた。濡れた唇と潤んだ瞳が、熱っぽく神威だけをじっと見つめていた。
「ふっ…、可愛いね」
火を噴きそうな程に頬を染めて、あやめは照れ隠しに神威の腕をパシンと叩いた。
そんな彼女を、彼にしては珍しく感情のある笑顔で見詰め、頬を撫でた。
「俺は君が思ってる以上に独占欲が強いんだ」
言いながら神威は、その場にいる全ての者に見せ付けるようにあやめの腰を抱き寄せた。
その様子を阿伏兎だけは冷静に見て、銀髪教師、もとい自分を含め傍観している全ての男達に同情しながら激しくこう思っていた。
――余所でやってくれ、と。
fin.
**********
【高さちでリーマンパロ】
「忘れ物は?」
「ない」
「帰りは何時になりそうかしら」
「…いつも通りだな」
「分かったわ」
朝、玄関先でのやり取りは同棲し始めた時から結婚した現在まで続いていて、今ではすっかり朝の風景になっている。
「出掛ける時は戸締まり忘れるなよ」
「えぇ」
「火ィ点けたまま昼寝するなよ」
「そんな事するわけないじゃないっ」
あやめは少しキツめにネクタイを締めてやった。
「何かあったらすぐ連絡しろ」
「意外と心配性ね」
「うるせぇ。俺が連絡しろと言ったらすりゃいいんだよ」
「もう…」
革製の鞄を手渡し、暫しのお別れ。
「…終わったら電話入れる」
「はい」
「行ってくる」
「いってらっしゃい」
この瞬間が一番寂しい、と思う。夕方になれば帰って来ると分かっていても、一人になると晋助が急に恋しくなってくる。
だからあやめは、いつもパタリと閉まったドアを見つめて暫く動けない。
一つ溜め息。
今日もまた玄関で立ち尽くす。
すると突然、何の前触れもなく目前のドアが開いた。
「っ!?」
驚いて思わず後退さってしまう。しかしそこから現れたのは先程家を出た筈の晋助だった。
「ど、どうしたの?」
「……………」
冷静を取り戻して問い掛けてみる。しかし渋い顔をしたまま晋助は無言であやめを見詰めている。
「あ、忘れ物──」
そう言いかけた時、急に彼女の唇に触れた温もり。背中には大きな手。
「忘れ物、だ」
「しん…す…」
「ンな面ァして旦那見送る嫁がいるかよ」
ぎゅっと抱き締められもう一度、軽く触れるだけのキス。
「…じゃあな」
頭に一度手を乗せると、足早に家を出て行ってしまった。
「あ…」
一瞬の出来事だったが、あやめの心はとても暖かくなっていた。
「ありがとう…晋助」
温もりを感じたら、もう少しだけ寂しさを我慢できる気がした。
FIN.
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【兄さちでリーマンパロ】
「忘れ物は無い?」
「うん」
「帰りは何時になりそう?」
「今日も早く帰ってくるよ」
「本当?」
「残業しそうになったら阿伏兎に任せるから」
朝、玄関先でのやり取りは同棲し始めた時から結婚した現在まで続いていて、今ではすっかり朝の風景になっている。
「ちゃんと自分の仕事は自分でしなくちゃダメよ。阿伏兎さんだって自分の仕事あるだろうし」
「阿伏兎はともかく…お腹の中の三人目の家族の為にもね?」
「!」
あやめは照れ隠しにもう一度ネクタイを整えた。
「戸締まりと火元に注意ね」
「分かってるわよ、それくらい」
「知らない奴が来ても出ないこと」
「そうはいかないわ」
「返事は“はい”。素直に言わないとお仕置きしちゃうよ?」
「そっ、そんなことされたって嬉しくなんかないんだからッ!」
「んー、俺はあやめを喜ばせようとして言ってないんだけど」
革製の鞄を手渡し、暫しのお別れ。
「じゃ、行ってくるね」
「いってらっしゃい」
玄関の扉を開き、神威が外へ出た瞬間──
「──っ」
「…明日はあやめからしてね」
振り向き様のキスは予想外に濃厚だった。
そして最後に一度あやめの鼻を摘んで、神威は玄関を抜けた。
「続きは夜までお預け」
ニッと、普段のそれとは違うシニカルな笑顔を残し、静かに閉まったドアの前であやめは頬を真っ赤に染めていた。
「ばか…」
――そんな事されたら、今から恋しくなってしまうではないか。きっとこれも神威の意地悪な作戦だろうけど。
こうなったらとことん作戦に乗ってあげようじゃない。
仮にも私の方が年上なんだから。帰って来たら思い切り抱き付いて、お帰りのキスをしてあげるわ。
FIN.
なんか書きにくいなぁ。やっぱりさっちゃんの相手は悔しいがあの天パが一番しっくりくるんだよなぁ。なんか坂田嫉妬させるつもりが逆にモヤモヤしちゃったよ。そうか、アレか。
やっぱり銀さちが好きなんだ。