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親分と大阪

最近PCをネットに繋げる環境にしました。

色々と自制ができなさそうでおそろしくてしゃあないです。

けどそのおかげで今月はなんか色々更新できそうな感じ……いやでも話半分くらいに聞いといて下さい。

手始めに没ネタ小屋の日本と大阪SS を加筆修正してみました。なんか最初の感じと全然違う感じに……

親分と大阪さんって見た目の感じとか雰囲気とか似てて、二人ともかわいくて好きです。

二人ともタイプは似てるけど、ぺーぺーの若造感が強くてかわいいのが大阪、目上の貫禄を持ち合わせつつかわいいのが親分かなーとか思ってます。

ホラーもギャグも結果はどうあれ求めてるものは一緒なような

お正月っぽいご挨拶はなしにして、今年もよろしくお願いします。

一応喪中なのでお詣りにゆくわけでもなく新年の挨拶にゆくわけでもなく、保存食としてせっせとこしらえたおせちらしきものと餅を頬張りつつ新年二日目をだらだらと生きているわけなのですが、はやくも正月モードに飽きてしまいました。

普通のお休みとさして変わらないかなー、という。
ふと買い物行きたいと思っても、初売りは三日からだし今日は特にすることないぞーとひたすらだらだらだらだら……


暇な時はやっぱり本を読むのがわりと好きなんですけど、部屋の中の積ん読よりも、気分は今完全に日野日出志。
地獄変の引き算的、記号的な美しさに震えが走るあの雪のシーンは、やっぱり冬に読むのがふさわしかろうと思います。


TV つけてもめでたや三昧のお笑い尽くしばっかりなので、今ちょうど自分の中で気分が一周しておどろおどろしいものが見たくなる周期なのかもしれない。

というか、ホラーとギャグって紙一重ってよく言いますよね。
結果はどうあれ求めてるものは一緒だし。特殊な状況におかれることによって涌き出た感情によって、カタルシスや癒しを得る……的な。


お笑い芸人にせよ幽霊にせよ、どっちも本来の人間同士のコミュニケーションではまずありえない、異常な行動を取るじゃないですか。


そしてそれを少しずつエスカレートさせたり引いてみたり煽ったり急に普通になってハズしてみたりすることによって、なんかその面白いとか怖いとか、そういう気持ちに緊張感のようなものが出る。


そして最後の最後のここぞ!ってとこで畳み掛けることによって、張りつめていた緊張が最終的にパーン!結果、大爆笑。あるいは怖くて夜中のトイレが嫌になる。
面白がらせ方とか怖がらせ方とか、そういう感情の持っていき方って笑いも恐怖も多分一緒ですよね。

ただ両者紙一重なもんだから、笑いの範囲内でおさまらずにメーターが振り切っちゃったらホラーとか不条理的な何かになるっぽいし、その逆だと怖がらせようとしてやりすぎちゃってもはやギャグっていう現象もすごく多いね……ってなんか語り始めたりなんかして何これ。

新年早々よくわからないことをブツブツとすみませんね。暇だったんです。ついでにもう少しいいですか。


たとえば最近読んだのだと、映画になった『不安の種』って漫画とか、洋介犬って人の漫画とか、あとネットに多数上がってる『所以のないショートショート的怪談※』

※(『昔々どこどこの家に誰々というこれこれこういう理由にて怨念を懐き死んだ霊がおり、あれやこれやと祟りをもたらし人々を困らせておったそうな云々……』的な昔ながらのスタイルではない怖い話。都市伝説系というか不条理系というか、とにかくそういう感じのやつを所以のない怪談と勝手に呼んでます)

――などは、恐怖と笑いの境界線の恐怖サイドギリ内側をはみ出さないように、一歩はみ出せば間抜けで滑稽な所をそうはさせじと見事な手腕でじりじりみりみりとウィリー走行で爆走してる印象のホラーだと私は思います。個人個人の感じ方の匙加減でギャグに感じる回とすごく怖く感じる回があったりする。


で、その境界線を思いっきり笑いの方にはみ出すのが伊藤淳二なのかなとか。
ギャグっぽいホラーというより、普通にギャグ漫画いけそうだよねと思っていたら、ご自身の飼い猫エッセイ漫画がまさにそんな感じだった。
奥さんの猫じゃらし捌きのコマが好き。











今年もよろしくお願いします

ヘラクレスと馬クレス。

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