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名前が白くあせるまで

カテゴライズは時にあらぬ差別を生みますが、カテゴライズすることで見えてくるものがあるのも確かなのでしょう。好きなものに名前をつけてラベルを貼るとき、私たちは己の嗜好を通してはじめて自分の好きな色に気がつくのです。
\カンカンカン/(拍子木)


・みみみみすてりー編


病弱で傍若無人なヒロインが、気絶する一瞬のあいだにかけめぐる走馬灯からのひらめきにより謎を解いていく、人の死なないみすてりー漫画。
私はわかりやすいのが好きなので最初の植木鉢の話もわりと許せてしまう。同じようなタイプとして学園探偵もの『スパイラル』の最初の話が許せるか許せないかの問題がありますが(※私のイメージではある)私は好きです。そんなかんじ。
小説家になりたい話だけ急につらかった。そこだけシビアに攻めてくるのやめてー。
トリックの作り方は面白いけれど全体的な見せ方(魅せ方)がもっと素敵ならもっと素敵なのになあとは思いましたまる
ややバタくさい



久しぶりに読みましたが思ってたより学園ミステリしてました。『夢喰い……』よりはこちらが好みです。
どの話とは言わないけれどこの巻で米澤穂信の『愚者のエンドロール』を思い出した。

あと

べたべたですがやっぱり何度読み返してもこのピロウズのお話が最高傑作だと思います。シンプルイズザベスト!

スケットダンスは好きだったんですけど、みんながみんな過酷な過去を抱えているのがつらくなってきて、だんだん作品から離れてしまったのでした。


ワトソンが死んで骨になる……
ワトソンが骨の「シャーロック・ホームズ」ものです。一言で言うとワトソンが骨です。
ほのぼのしていてすごく好きなのですが二巻でないのだろうか……(一巻発売から一年経っている)

・からだが宝石編

少女漫画三大お耽美シチュエーションというものがあって(※私の中で)
@口から花を出す
Aからだが宝石になる
Bごめん今おもいつかなかったけど羽が生えるとか水に沈むとかそういうの

という大きいおねえさんがよくする妄想でよくあるやつです

Aですね

発端としては去年読んだ


これをひきずっていて

お店で見かけた

これを買いました。
からだから宝石が出てくる男の人の物語です
雰囲気漫画ですがよいと思います
あんまりむくわれてないけど……


これは宝石の擬人化みたいな漫画です
おバカ漫画でした

おバカなのがいいんじゃないでしょうか


・らららラブストーリー編


はじめに見かけたとき、こんな演歌みたいなタイトルつけて大丈夫なんだろうかと思っていたのですが読んだらふつうに読みごたえのある少女漫画だったのですみませんという気持ちでいます。
人見知りで内気な女の子と、活発でそこそこモテる女の子ふたりが主役です。
咲坂さんの漫画は、キラキラはしているけどきちんとリアリティが残されているところがいいなあと思います。あー世の中の女の子はこういうの読んでがんばろうと思っているんだろうか、と思いながらめくってました。おばあちゃんみたいだわ。
昔の作品はもっともっとキラキラしていたときもあったのですが、ヒット作を出して以降は、リアルとファンタジーの距離のとりかたが以前よりもずっと上手くなったように思います。
四巻の終わり方がすごく好きで、不覚にもそこをたまたま読んだがゆえに一巻から読んでみようという気持ちにさせられたのでした。
叙述トリックだよ!



BLだからーとカテゴライズされてしまうのはある意味もったいない作品……かもしれない。
突発性難聴を患った男の子と、優しくて猪突猛進な男の子との出会いと交流を描いた物語。


これももう十年前なんですね。
このお話のなかで、「私たち水の中なら、他の人たちよりずっと多く喋れるんじゃない?」というようなやりとりをする場面が好きでした。

『ひだまりが聞こえる』の話に戻ると、BL漫画として出されてはいますがほぼ、恋愛になるずっと前の過程、人と人のかかわり方の物語として描かれています。たいへん丁寧に描かれているため、BL要素は気持ち程度しかありません。

ヒューマンドラマとしても、BLとしてもよい作品ではありましたが、かえってBLでなくてもよかったんじゃないかなあという思いもある。
依存感情が恋愛としての好き、に直結しまうところに少し違和感があるのだと思う。
特別にしたい、されたい、他の人にとられたくない、というような独占欲は、友達に対してだって存在する感情だからなあ。

でも読む側としてはBLとしての関係を期待してしまう、ジレンマですね!
けれどかえって、これはBL漫画だから、やっぱり恋愛になるべき物語だし、こうへいさんの感情も結論としては恋愛だったんだよ。
キスしたことが唯一ひっかかっていて、逆にキスしてしまったからこれはBLなんだろうなと思った。


しれっと続編も読む
前の巻より明るくて好き。ふつうににやにやしました(ちょろい)。
こういうお話に女の子を登場させるのは色々難儀するだろうと思うのですがこの場合はよかったです。


・だだだダブルプレーで大暴投編


この巻を読んで、内海くんって瀬戸くんにコンプレックスがあるんだなと思いました。
序列としてセト<ウツミだと思っていたけれどたぶんセト>ウツミなんだと考えが変わりました。内海くんは瀬戸くんに甘いというか、好きなんだと思う(そういうあれじゃなくて純粋にリスペクトしているってことだよ!)。
ガールズトークがヘビーすぎる。

おばあちゃんをピンチアウトして寄りにすんのやめろや!が頭から離れない。


これってラジオの話だったよね?
そして恋愛ものだったよね?
と思っていたら
唐突な瑞穂ちゃんヒストリーが失われた要素をすべてカバーしてくれてました。
カバー下がたいへんよいです、書くよそういうの!
あと、さむら先生はしゅのー先生読んでるんだなと思いました。

セイコマが頭から離れない。







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