兎が迷い込んだ空

目が覚めた。

どうしろと言うの
あんなに飲んだのに…

また飲めばいいのかな
それとも切ればいいのかな

死ぬ場所切ればいいのかな
母様寝てるし



望まない結末が見え隠れする限り
私は死へと云う奈落へ堕ち続けるから

魘された 寝苦しい

眠る事さえ
赦されないんでしょうか

苦しい苦しい
助けて…、麗…。

もう疲れちゃった人生に

人生に疲れて生きるか死ぬか
ぐるぐるしてた子が

やっと幸せを手に入れたと思ったのに
こんな形になるなんて…

ほら、これでもう生きる意味ないでしょ？

君が居たから生きてこれて
君が居るから生きたいと思えた

なのにもし君が居なくなったら
私生きる意味なくなっちゃう

だから目の前にあるのは死

ああ、生まれて来なければ良かった
こんな風な人生歩みたくなかった

唯一の救いは君だったのに…

君が居たから生きたかったんだ
居ないなら生きたくない

彼女と云う存在じゃなければ
私は私を壊してしまう

ここ、切れば私が終わる
教わったの

絶望しかないなら
ねぇ私が終わろっか

切ろうか、な…

嗚呼、少し休もうか…。

でもね、幾ら休んでも
落ち着いたとしても

気持ちは変わらないよ

突き放さないでよ、
私は君を最後と決めたんだ

揺らいでなんかない
私の気持ちは軽くなんかない

本気で好きなら
どんな事があっても

手離したくないだろう？

起きたら気持ちが変わる？
馬鹿馬鹿しい

そんな訳あるか
変わらないよ じゃあなんで

今まで付き合ってきたんだ

永遠を信じたかったからだろう
本当に好きだったからだろう

だから今だって
ずっとずっと 変わらないよ

愛してるよ、麗。