小さいうちから動物には触れておくべきだと思うんですよね。

子供と大型犬のモフりあいって、傍目から見ていてどうしてあんなに和むんでしょう。

ちなみに私の飼ったことのある動物はこんな感じです↓


・親が拾ってきたよくわからない虫(カブトムシのメスに酷似)


・親が潮干狩りで拾ってきたよくわからない貝(おそらくツメタ貝と思われるが、同定する前に二日でお亡くなりになってしまったので真偽は不明)


・やっぱり親が外で拾った小指の爪サイズのクワガタ(念の為に図鑑で調べたら、いわゆるゴミムシとかそれ系統ではなく、きちんとクワガタっぽかった)

・金魚(ここでの理由もやはり親が飼いたいと言ったので。ベランダに素焼きの鉢を置いて、その中で飼っていた。)


次点

・たまごっち及びたまごっちの偽物×3

バーチャルな存在とは言えペットらしいペット(毛が生えて温かい系の愛玩)を飼うことの許されぬ身にとっては、これらの存在は画期的なものであった。学校に持っていったら取り上げられるので、子供の留守中にそのお守りを任される保護者の方がハマってしまったりもする。ママー!あたしのペンちゃん返してよー!ハイハイいいから宿題しなさいね。


・サボテン

室内でそのお肌が干からびていないか見守ったり、たまに霧吹きで水をシュッとやったり、埃をフーッとしたりする作業は、近付きすぎても離れすぎても駄目になる人間関係に似てるよね!……とか考えると悲しくなるので、無心に世話をするのがおそらく正しい姿勢(もはやペットではない)



おわかりでしょうか。触れあえるとか一緒に遊べるとか、そういった意味でのペットらしい感じの生き物は一度も飼っていません。どいつもこいつもゆきずり臭が半端ありません。特に虫。ペットは駄目だと言いながら、基本よくわからない生物を拾ってくる親にも納得のいかなかった子供時代。


身近にそういうものがいなかったのが原因なのか、犬にワーされたり追いかけられたり鹿にギャーされたりしたのがアレだったのか、わかりやすいくらい動物さんまじ怖い、な態度がだだ漏れの子供でした。


嫌いなのではなく、リアル動物が怖いだけなので、志村動物園とか動物動画とかはかわいいので大好きです。アニマルプラネットとかね。

というか、この歳になるとさすがにだいぶ色々と軟化しているので、ちゃんとお世話されている大人しい犬や人馴れしてる猫なんかは自主的に触りにいけます。


ただ道端とかでいきなり『じゃあ今から、あそこで飛び掛からんばかりにハシャギまくったドーベルマン(チワワでも可)を一人でこっちに連れて来て!』とか言われちゃう場面に遭遇したなら、ちょっと真顔になるだけです。そして『あ、ちょっとトイレとか言ってきていいですか?』って言って逃げるとかそんな感じの奇行に走るだけです。


そんな状態にもかかわらず、死ぬまでに一度は毛が生えてる温かい系の動物を飼ってみたいと思っている私です。


まあそんな事言ったら、知り合いの七割くらいに鼻で笑われます。たいていまず哺乳類って言えよって笑われます。そんなふうに言うみんなは鳥さんのことを失念していると思います。鳥さんが卵生だからって、鳥さんのあのフカフカさと温かみを忘れていると思います。


みんな思い出して、鳥さんの偉大さを!あのフカフカの羽毛布団!軽やかなのに温かいダウンジャケット!寒くて眠れない時はいつも一緒だったよね……?そばにいてくれたよね……?まるで家族のように……!


決めた。私、将来ペットじゃなくて羽毛布団を買う。