子供の頃は簡単だったフラフープが回せなくなってしまったという、個人的にかなり上位に食い込む衝撃的事実に素直に向き合えず、ムキになって一人ぐりんぐりん頑張ったせいで変な感じに腰が痛いです。


腰と言えばナランチャの腰回りのスカートのようなカフェのエプロンのような布と、トリッシュの巻きスカートの模様と構造が似てるばっかりに『二人はきっと姉弟なんだ!二人とも父親の件についてはアレだったけど、代わりにこれからは二人で仲良く暮らすに違いない』とか思ってた時期がありました。子供の頃の話ですけどね。浅はかです。


でも子供の頃の妄想に一つ付け加えるとしたら、今の私的にはナランチャを兄、トリッシュを妹ポジションに置くと思います。


ナランチャって自分より年下のフーゴとジョルノがいるにもかかわらず、完全に末っ子ポジションなキャラです。けど、トリッシュのこととなると俄然お兄さんらしいと思います。しっかりものの妹と、一見弟のような兄。なにそれ萌え。

ナランチャそのものがギャップの魅力に富んだキャラですよね。ものすごく頭悪そうな顔かと思えば、シュッとしたすごく綺麗な顔になったり、女の子みたいな顔になったかと思えば精悍なかっこいい顔つきになってみたり、ペラペラのコンドームみたいに薄くなってみたり、ヨボヨボ通り越してカラッカラのボキボキ状態まで老いてみたりね……最後二つはちょっと違いますけど。


あー、でもナランチャのあのラストを思うと、そういうオチでもよかったんじゃないかなとか未だに思ってしまう時があります。ナランチャが幸せに生きるルートをあれこれ妄想してしまいます。これだから腐は。


あのシーンでジョルノがナランチャのことも仲間として大事に思ってたんだなって初めてわかって、感情の見えにくいジョルノの秘めた情っぽいものを感じてブワッときたのもまた事実なんですけどね……!

ジョルノってナランチャにだけはあんまりシリアスに語るシーンがなかったから、ジョルノが真摯にナランチャに向かって、もう誰にも君を傷付け云々言ってる所がすごくね……!


ポルナレフの時もこれからはいいことあるといいね的な感じで考えていたら、五部でドーンでそれからバーンですよ?あの天真爛漫だったポルナレフに暗い影を落とし、一人称俺から私にチェンジしてすっかり落ち着かせてしまうような悲しい過去が目白押しだった上に幽霊になったのかと思うと辛い。


それともあれは肉芽の時のアレみたいなもので、ジョルノ達とも親しくなったら騎士道モードのポルナレフから、あのにくめない性格のポルナレフに態度が軟化してゆくのだろうか。


まあでもポルナレフは最終的に、マフィアのボスの大事なアドバイス役兼ペット(亀の中にいるわけだから、はたからみたらそうなる)という素敵なポジションをゲットするわけで、今度こそ安息の日々をおくってほしいです。


ナランチャもポルナレフも好き好き大好き超愛してる