よしとおさま!の綿貫鷹郎は猛禽かわいい。

すごくどうでもいい話、自分の中で若がかわいいと思う瞬間ベスト3っていうのがあるんですけど、恥ずかしながらそれを発表させていただくと、第三位が『なんか必死な時』 第二位が『天竺に腕を掴まれてる時や、百舌におバスト的なものを押し付けられている時のかわいい生き物的なあの感じ』 そして堂々の第一位が『全部』 っていう。

一位が全部の時点でランキングいっさいかんけいねえ!あと二位から即効局所的かつキモい方向に転んでる所が自分でも相当キモいと思うのですが、でも好きだからしょうがない。

今日のブログは若萌えと狼谷&大虎萌えをこじらせた感じの内容なので、全面的にいつもの三倍キモい感じです。


はー、若かわいいなあ。若かわいい。ちょうど秋だし『若、世界一猛禽かわいいよ!』って声援を浴びながら『世界一猛禽かわいい綿貫鷹郎君が乗ってます注意』ステッカーを貼った御輿に乗せられて、ものすごく迷惑そうな顔で町内を引き回されている若を偶然目撃したい。

暗殺集団の一族の跡取りで、小さな頃から命を狙われたり跡目を継ぐこと意識してて、そんな真っ黒な家業に関してやたらと意識高い系幼児が成長したら、普通なんかこう、中学二年生のハートを忘れない人たち(私です)の心にキュンと訴えかけるような、心の闇的なアレを持つ一筋縄でいかないキャラに育っててもおかしくないはずですよね。漫画的に。

でも実際の若はお育ちのよさが全面的に伺える感じの、全然すれてない奇跡のDKじゃないですか。かっこいいときはかっこいいけど、やっぱり坊ちゃん坊ちゃんしてる。 

周囲の環境が若に肯定的だったのと(小さな頃から家業の跡取りを目指す長子と、それを自分自身の夢のように応援してくれる従僕って、家業があんなどブラックでさえなければすごくいい構図ですよね)大事に育てられてきたっていうのが背景にあるんだろうな……健全なのか不健全なのかよくわからない家庭環境だ。 

そういう周囲が自分を肯定して、大事にしてくれる環境に恵まれなかったら、かつての黒彦とか狼谷みたいな感じになるんだろうか。

ちなみにあの巻末の狼谷先生と大虎君の、おそらく永遠に終わらない追いかけっこ漫画が素敵すぎて、先生あれだけで別のお話描いて下さいとか未だに全力で思ってます。

あれって、大虎は狼谷を殺さないと自分の組織に帰れないし、狼谷はもう死ぬ気などさらさらないし、大虎はあれは俺んだろうが!とか言ってる時点で、やっぱり狼谷を殺す気ないですよね。一気に問題解決ハッピーエンドと見せかけて、現状は問題先送りな状態なわけで。でもそれがいい。

ゆるゆると幸せモラトリアム状態で狼谷との島暮らしに馴染んでゆく大虎。なんかもう組織とか、狼谷は俺が始末するだとかそういうのどうでもよくなってきたなー……って所まで日和った所で、いつまでちんたらやってるんだとばかりに突如やってくる組織からの追っ手。大虎には狼谷を始末して組織に戻るか、狼谷と一緒に逃げるかの二択の道を選ばなくてはならないわけですが、そこは手に手を取って大逃避行していただきたい。ついでに世界中見て回るのもいいかもねって笑う狼谷をぶん殴りつつ、元はといえばてめえのせいだろとか言いながら楽しく逃げていただきい。いつものごとく妄想野郎で申し訳ない。


ところでよしとおさまは今年はもう新刊出ない感じなんでしょうか……秋ごろに11巻出るだろうと勝手に予想していただけに、綿貫不足がさらに深刻化の兆しを見せる私、コミックス派です。