落書き:豆を食べる


子供A『どうして鬼が豆たべてるのぉぉぉぉおっ!?』

子供B『豆をぶつけたのに効いていないだと…?!』

曉(鬼)『うっさいなぁ…。豆をぶつけられて追い払えるのは若造か雑魚だけやで。俺くらい長生きしてると、ぶつけられてもただ痛いだけや。そんな事より豆を食べる仕事を任されてて忙しいから、どっかに行ってくれんか』


節分なんで久々にオリキャラの鬼を描いた
因みに、とある退治屋に使えてる使い魔的な存在で、節分で余った豆の処理を任されてる最中




年の数だけ豆を食べる苦行


今日は節分なのでハーフサイズの恵方巻きを夕飯に食べた。
デザートは勿論、炒り大豆。
大した数は食べないが少し食べただけで口の中はパサパサになるし、年々食べる個数が増えていくので節分の度に戦々恐々としている。
炒り大豆を食べるのは苦行だよ、苦行。
因みに豆まきは一昨年やった時に盛大に撒き過ぎて、片付けでしんどい思いをしたのでやらなかった。

取り敢えず、日誌のネタが無いので為になるかも知れない豆まきの話でも書いておこうと思う。


邪気を追い払う為、古くから節分に行われている豆撒きは元々は宮中行事である。

豆撒きの起源は宇多天皇の時代、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らす為、祈祷をし鬼の穴を封じて、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ち潰して、災厄を逃れたという故事伝説が始まりとされている。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(まめ=豆)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつける事により、邪気を追い払い一年の無病息災を願うという意味合いがある。
豆を撒き、撒いた豆を自分の数え年の数だけ、または年の数のより一つ多く食べると身体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあるところもあるそうだ。
また初期においては豆を後方に撒く事もあったという。

偖、使用する豆は、お祓いを行った炒った大豆(現在は市販品ばかりだが)で、何故炒り豆を使用するかと云うと、節分は旧年の厄災を負って払い捨てられるものである為、それが芽吹くという事は不吉だからだとされている。
北海道・東北・北陸・南九州の家庭では「大豆より拾い易く地面に落ちても実が汚れない」という合理性から落花生を撒くという独自の豆撒きをする。
また寺社や地域によっては餅や菓子、蜜柑等鬼が逃げるどころか寄ってきそうなものを投げる場合もある。

かつては豆の他に米や麦、かちぐり、炭等も使用されたそうだ。
何故、豆を撒くようになったかというと五穀の中でも収穫量も多く、鬼を追い払う時にぶつかって立てる音や、粒の大きさが適当だったからとする説が定かではないもののあるらしい。



…ところで大量に炒り大豆が余ってるんだが、どうしようかねコレ




前頁 次頁
Calender
<< 2015年02月 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
Archive