曼珠沙華咲いてた。またこの季節がきてしまった。つぼみのところを見たことがない。
夜が苦手です。寝る前が怖い。寝付くまでどうしたらいいのかもぞもぞしてしまう。昔は寝る前の時間が一番好きだったのに。
曼珠沙華が咲いて長袖を着るようになって手帳を買ってしまうことにささやかな絶望感がある。曼珠沙華はいつも花が咲いたという結末だけを私に与える。手帳を買うと年を越してしまう。当然のように生きる予定をたててしまう。
暗いね……元気ですよ。
ちょっと穂村弘のエッセイと似てるかおりがした。ことばというものに惹かれる人は読めばいいのでは。