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時には昔の話を

私はジブリ作品のファンである。普段は極論や外道な意見を連発してるが、ジブリ作品に心を洗われる、自分でも意外な一面がある。

そんなジブリ作品の中でも一番好きなのは、「紅の豚」である。
公開時、私は20代半ば。正直に言うと作品の良さが解らなかった。最初の感想まぁまぁかな。暇つぶし位にはなるよ。こんな程度であった。
ところが、30を過ぎた頃であろうか、テレビで放映している「紅の豚」を見てしまった。
その時、20代では解らなかった魅力があるではないか!
30を過ぎると、友人も結婚や仕事で会う機会もぐっと減る。いつの間にか音信不通なってしまった友もいる。
夢破れ帰郷した奴。逆玉に乗った奴。疲れ果て全てを投げ出してしまった奴。人生山あり谷あり!
そいつ等と馬鹿騒ぎした事、お互いの夢を語り合った事。全てが懐かしく、疎遠になった友も、ポルコのようにこだわって生きていて欲しいと、願ったりもした。

そして、40を過ぎた今、年に一回程、この作品が見たくなるのだ。
私が最も好きなシーンはエンドロールだ。セピア色の写真をバックに流れるお登紀さんの歌声。心に突き刺さる歌詞!完璧である。

私もポルコの様に、こだわってやせ我慢して、生きていきたいと思う。中々に難しいけどね。

夜勤明けたら久しぶりにポルコとジーナに会いに行こう!
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