働いていた施設が来月から名称を変更するのに伴い
私が看板を頼まれた
食堂や料理店のデザインを手掛けた事はあるが、今回は看板そのもの
大きさはベニヤ板1枚分
下地を白塗りして下描き、ペンキやスプレーで着色なんてとても面倒
それに上手く仕上げる自信も無いので
白い樹脂製の薄い板に
同じくハサミで切り抜いた色付き樹脂板の名称とマーク、それに電話番号等の文字を貼り付ける手法を選択
スケジュールは万全
楽勝楽勝と思っていたのが
地震前の事だった
地震以来、唯一車中泊を続けている妻
「もう終息に向かってると思うよ。」
「まだ終わらないわ。来月、大きいのが来るのよ」
「誰がそんなこと?デマに決まってんじゃん(笑)」
「だって聞いたもん」
「でもまぁ、今夜くらいは布団で寝たら?」
「そうね。でも揺れたらすぐ出て行くからね」
私はそんな用心深い妻を息子とやれやれ、という顔で見合せた
布団に入る妻
と
ぐらぐらぐらっ!
飛び起きて、妻
「やっぱり終わってないよ。やっぱ無理!」
そして今宵も結局、つまりは車中泊の妻なのだった
今日は年に2回の用水路の清掃作業の日
私の町は農家が多く、農業も球磨川からの用水で成り立っていると言っても過言ではない
町内の各家庭から一名が鎌やスコップを持って参加
昨年の八月から日曜日の休みが無く、参加どころではなかったのだが、仕事を辞めた今、残念ながら行かない理由がない
町内との付き合いも大事だ
久しぶりの参加だったので鎌と長靴、手袋を新調
首にタオルをかけ、青いビニル手袋、田植長靴、雨模様なので雨合羽で身を固めて参加した
久しぶりの肉体労働
雨で全身びしょ濡れになったが、多少の気分転換にはなった気がする
真面目(笑)
〜今回の清掃は地震による用水路の損傷など点検を兼ねて行われました〜