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木立を踊らせる音色と歌声

空が迚青い日です。チルチルとミチルは青い鳥が飛んでいても、ますます気付かないかもしれません。しかし、幸せの青い鳥には本当の意味や真実があるのです。多くの人が知る事柄の裏には知られざる真実が隠れているのですね。


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秋はお天気の良い日が多い気がします。夕暮れ時の西の空が素晴らしく綺麗です。自然が作り出す風景に、ここ最近は特に、はっとさせられること頻りです。あっという間に表情が変わる中の夕焼けの一枚です。


秋の目まぐるしく変り行く景色と共に、わたしの心情も変わり行く十月のとある土曜日。鈴虫が泣き(鳴き)哀愁が漂う夜更け、朝露が零れる憂鬱な時間、厭にお天道様が眩しい時間。


心が動く度に音楽に触れるのです。






それでは。

君という大樹で羽休めして

今年、母が庭で栽培した薩摩芋を収穫しました。4つの苗を植えたそうなのですが、その内で収穫が出来たのは、3つ。心許ない薩摩芋を3本でした。母と祖母が夕暮れ時に、庭で賑やかに収穫していました。


お菓子作り )

最近は旬の食材でお菓子を作りたいと思っていましたので、その薩摩芋でスイートポテトを作りました。その日の夕餉は祖母も一緒でしたので、それまで祖母に手伝ってもらい、最終的には家族で形作りました。家族の個性が出ている、小鳥ちゃんが沢山出来ました。どの小鳥ちゃんも飛ぶ気の無さそうな小鳥ちゃん達です。


その晩、遅くに本屋さんへ行き、便箋を探したのですけれど、お手紙を送る相手に合うものがありませんでした。迚大切な方へ初めて書くお手紙なので、儚い花を摘むように、選びたいと思います。そんな過程に、ひっそりと胸が温かくなります。


追伸には、コメントのお返事をさせて頂きました。

では。

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変わらない想いは星になる

西の空が雲をスプーンでかき混ぜたような模様を作っています。夕日の見える時間が早まってきましたね。切り取ってしまいたい時間が沢山あるのです。


お菓子作り

しとしとと寂しく雨が降る夜に、以前、マドレーヌを作った時に余ったチョコレートを使い、クッキーを作りました。夜が更けるにつれ、星が現れてくれるように、と、願いながら作りました。星の出ない夜は、まるで迷子になるような錯覚に陥るのです。不思議。


星や月などの天体、天文学が大好きなので、星や月は一晩中、眺めていても飽きません。流星群情報は常に確認しています。星の見える日は、毛布にくるまり、窓辺で星を眺めることが日課になりつつあります。この季節は空気が澄み、夜空のビロードに散りばめられたように美しく見えますね。今日も星が遠くに見えるのでしょう。


人は死んだら星になるのでしょうか。消えた想いも、忘れられた記憶も、星になれば良いなあ、と思います。その星を眺めたときには、何処からともなくその記憶が甦るのです。感情は甦りません。一等美しいのは、過去の記憶な気がします。消え、忘れていく過程で使われた時間が、ろ過してしまうからなのかしら。


それでは。

花のマリーアントワネット

花言葉

林の中をてくてくと歩くと、落ち葉を踏み締める音が耳に残る今日この頃。自然の音はなんだか耳に優しい気がします。


部屋の窓から庭を見下ろすと、茶色や朱色や山吹色に衣替えをする植物の中、ギョッとしてしまう程に鮮烈に、また存在感を持つダリアの花が咲いていました。

ダリアの花言葉は【不安定、華麗、優雅、移り気】と言うのですよね。

不安定の由来は、フランス革命が終わり、不安定な情勢の中で流行したからであるそうですね。それに移り気の由来は、ナポレオン一世の妃ジョセフィーヌがダリアが好きで、周囲に自慢をしていても一輪もあげず、ダリアの花が欲しくなった侍女が愛人に盗ませ、綺麗に花を咲かせた途端、興味を無くしてしまったことが由来であるそうです。時代背景や歴史的人物が花言葉に反映するとは、社会の勉強をしているみたいで、面白いです。


秋の黄昏時は、より一層、哀愁を帯び、うそ淋しいことこの上ありません。とっぷりと空は夜に浸かり、月や星が浮かび上がることが迚美しいです。悲しいことは、花の下に植えてしまい、咲いた花を愛で、嬉しいことは摘み取り、美味しく食べてしまうのです。その方が身体に良い気がします。

では。

朝露で淹れた紅茶とケーキ



木々が高揚(紅葉)し、少しばかり風が強くなった気がします。私の知る蜂蜜が大好きな熊は、風が枯れ葉を連れて飛び交う中、「風の強い日、おめでとう。」と、仲良しの小さな小豚に挨拶をするのです。迚季節を感じます。皆様はどのように御過ごしでしょうか。


私は体調が思わしくなく、暫くの間、実家で静養をしています。自然に目を醒まし、ぬくぬくと毛布にくるまり、本のページを捲り、時折、辞書を引きながら、文字の羅列を咀嚼しているのです。そして度々、じわじわと染み出てくるような現実に目を向け、勉学に励んでおります。


美味しい秋のある一日、昼食にふっくらとしたホットケーキにバターを乗せ、メープルをたっぷりと掛け、食べていたのだけれど、食べ切れず、庭で戯れている二匹の猫にあげました。そうしたら、まん丸な瞳をきらきらさせて、ぺろりと平らげてしまったのです。あの気持ちの良い食べっぷりときたら。


今夜もまた、しとしと、と穏やかな雨が降るのでしょうから、チョコレートをたっぷりと使い、クッキーを焼こうと思います。そして、眠る前には温かいハーブティーを一杯飲むことにしましょう。朝、目が醒めたら、憂鬱が私よりも深い眠りについていることを願って。


講読者様が増えていました。ブログを始めて間も無いのにも関わらず、購読して下さった講読者様、大変恐縮です。ありがとうございます。追伸には、コメントのお返事をさせて頂きました。
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