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夏の終りを追いかけて転ぶ

秋の夜長はまばたきを二、三度しても明けないし、夜道は熟れた葡萄の香りに満ちていて、夜明けはわたしを憂鬱にさせます。

お久しぶりです、わたしの存在が皆様の記憶の端にひっそりと存在していた頃でしょうか。はたまた跡形もなく消えていた頃でしょうか。何れにせよ、そんなことは重要ではないけれど。


最近の出来事

そうそう、いつの間にか学校が始まったので猫達を目で追うことが多くなり、猫のご縁で柔らかい笑顔が特徴的な中年の女性からおやつを頂いたりしました。また同じ学年で一つだけ年上で、不思議な関係の男の子と東南アジアへ旅に行く計画を練り始めたり、ある組織の中核の一つの細胞となってはプロジェクトを進めたり、本屋と洋服や雑貨を扱う店で働くことが決まりました。

ずらずらと生活の欠片を並べてみたけれど、まだまだ並べてしまえるのです。それはまたいづれ近いうちにここへ並べに来ることにしますね。


ではまた後ほどに。
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