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レモン牛乳と遠足と感涙と

2012年と出会い、初々しさが溢れる日々の中で、早々、印象的な出来事がありました。


全国高校サッカー選手権

全校応援で国立競技場に出向きました。実家の炬燵の中でぬくぬくしながら、テレビ観戦はしていたのですけれど、まさか全校応援と言うものが、我が身に降り掛かることとは、予期せぬ事態でありましたので、感動の波が引くにつれ、愕然とした波に飲まれてしまいました。

当日、早朝に出発するとのことでしたので、久方ぶりの早起きに失敗をせぬよう、目覚まし時計を、真夜中の一時半から設定したのです。確かに早くには起きたのだけれど、少しだけ、うたた寝でもしてしまおうと思ったが最後、目が覚めたら出発の30分前でした。驚愕しながらも、せっせと身支度をし、厚い指定のコダッフルコートに身を包み、朝食をバッグに詰め込み、急ぎ足で集合場所へと向かいました。

パーキングエリアにて、クラスメイトに“レモン牛乳”とやらを頂きました。それは胸が踊るような遠足の味がしました。

試合の結果は、残念ながら負けてしまいましたが、勝敗という結果以上にもたらす感動に泪が出ました。


帰り道のバスの中、背中に夕日と共に、数ヶ月先にわたしが住む新しい街がわたしを見つめている気がして、何故だか振り向くことが出来なかったこと。無理矢理、目を反らしてみては、帰路を見つめながら泪を堪えていました。


夢や未来、希望や絶望を臨みながら、多くの人々が暮らす此の街で、わたしは一体、何を見るのかしらん。

寂しさや不安なんてものは、ちっともないのです。ただ漂い、たださ迷うように、わたしはあの街へ向かうのでしょうから。それもそれで悪くはないでしょう。きっと素敵なことです。


さて、チョコレートも甘さも程々にして、明日からまた美しいものを見出だしましょう。

プロローグを綴り始めよう

謹賀新年

明けましておめでとうございます。2012年もどうぞ宜しくお願いします。


実感もなく、時計の針が新年を刻んでいました。始まってから、どこの宗教も信仰してはいないけれど、儚く瞬く夜空の星に向かって、静かに胸の前に手を組み、お祈りをしました。神様に、大切な方に、周囲の方に、感謝と祝福を。

“節目”と言うのは、何かときっかけになりうるのですね。目標や抱負等を立てようと思ってしまいませんか。しかし、わたしはそんな感覚を持っていることを、素敵だと思うこと頻りです。


と言うことで、わたしの2012年の抱負は“自立”です。生活面においても、精神面においても、自立していきたいものです。つまりは、“自由”で在りたいと言うことなのです。それには、きっと多くのことを要するのでしょうから、知識や教養、人間性を養いたいと思います。


そして、2012年は、様々な変化を迎えるので、一つ一つ玩味し、花の密を吸う蝶々のように吸収していこうと思います。苦しいことや辛いことはあると思うけれど、“我慢”と捉えることを好まないので、“努力”と捉えて、充実させたいです。

忘れずに心掛けたいことは、わたしに纏わる全てのものに感謝の心をそっと持ち、温かく穏やかに接することで、伝えていくと言うことです。


一人でも多くの方々にとって、素敵な年になりますように。
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