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とことこ厳島神社・錦帯橋

今日は厳島神社へー。

朝御飯の牡蛎醤油による卵かけご飯を堪能したあと、厳島神社のある宮島へ。
宮島にはフェリーに乗っていくんですが、広島電鉄の青いフェリーよりJRの赤いフェリーの方が厳島神社の鳥居の近くを通るのでおすすめです。寒いけどな。鳥居が見えてくるとテンションが上がります。

宮島到着するとあら驚き。鹿がこんにちは。…こんなにいたんかい。いや奈良公園ほどではないけど、まさかの多さ。民家の間にある路地に鹿が一頭二頭…あまりに可愛かったので触ったりしてきましたが、まあ、いるってことは匂いもあるわけさ。そういう。住んでる人は大変です。

船着き場からてくてく歩き、たどり着きましたがな厳島神社!修学旅行生多いなオイ!小学生から高校生まで多種多様だよ!
賑やかにやいのやいのとやってる中を見学です。
赤い柱の並ぶ様が綺麗。隙間の空いた床板は満潮時の波によって建物が歪むのを防いでいるそうです。また、海側にせりだした柱のない平舞台も、満潮時には海面の上昇によって床板が浮かぶとか知らなかったけど。構造が綺麗なんだよなあ。ただの建物として見るというより、一種の美術品というか。これが日本の凄さみたいなもんかと。外国のお客さんも多かったもんな。写真撮ってー言われて国際交流してきました。鳥居はオールドドアって言うみたいです。
厳島神社以外にも宮島には沢山の見所があって…まあ全部見れたわけじゃないけどな。平清盛博物館とか大乗寺とか行ってきました。平清盛博物館では大河ドラマの小道具が見れます。千畳敷…?板の間がばっと続いたお寺は素晴らしかった。板の間に外の銀杏の黄色が映って綺麗です。
あとは修学旅行はいいんだが、神社の灯籠に上らせて写真撮るのはやめようや先生。注意したら「何か?」ってどういう神経してるのか頭の中を開きたい。
宮島で広島風お好み焼きを食べ焼き牡蛎を食べ!ばんざい広島!まじ美味い!
ぶらぶらしてから本州に戻るフェリーへ〜。やっぱり満潮時の方が見応えあるかな。干潮時は蟹の頑張った跡や海苔などでいっぱいです。それはそれで楽しかった。

その後は錦帯橋に!まあ橋だよ橋!木を組んだアーチ型の橋ですが、人目に触れる表の部分だけでなく、骨組みの見える裏面も素敵。何重にも複雑に組まれた木の形が綺麗です。
構造美といいますか、建物というより美術品。厳島神社と同じ感じですね。橋を渡る時も美術品に触れながら歩ける楽しさみたいな。足の下にあるのが美術品。木組みが本当にすげーんだ。傾斜もきついですけどね。
吉川家史料館を見学して(鯰型の兜が可愛かった)錦帯橋を渡り、今日のお宿に入ってふぐ美味いとなってました。

ほんと…ふぐ美味いね。
ありがとう今日のご飯。ありがとう今日のお酒。

とことこ呉・広島平和記念資料館

今日はまず呉へー。
呉といったら軍港。そして戦艦・大和。なので大和ミュージアムへ。

正直、さびれた博物館を想像していたんですが、さびれたどころかびっくりするほどの賑わい。…ていうかツアー客ぽいおじいちゃんおばあちゃん+地元の小学生。そりゃ賑わうわ。
中には大和の十分の一スケールの模型がありまして、それだけで既にたぎってくるものがあります。
展示内容は大和以外に呉で作られた戦艦のことや、戦艦に乗っていた海軍兵士の遺物、記念品などでした。過去に見た軍隊関連の遺物の記憶と照らし合わせつつ。やっぱり陸軍とは違うなー。記念品の磁器の柄が、海軍独特のモチーフとか。瓦の柄が海軍独特の錨とか。この場所に使えよ!指定のされたレンガの線刻とか。
個人的な視点以外にも、呉製の各種戦艦の説明や、揚力や浮力を説明するためのワークショップなど…すげー楽しかった。沈没した大和から引き上げた遺物には沈んだ時の苛烈な状況も垣間見えて、戦時中の雰囲気も少し感じ取ることが出来ました。

お昼に近くのカフェで士官カレーを食べた後は(タンが柔らかくてまじ美味かった)、向かいの海自史料館へ。表にどんと構えた潜水艦がインパクト強くてさ…中身は海自の歴史から掃海任務の内容など。機雷なんかを除去するお仕事ですね。太平洋戦争時や湾岸戦争時に使われた機雷を除去したりしていたそうで。
機雷にも色んな種類があるんだなあと。音や感知はわかるんだけど、磁気探知は驚いた。金属に反応して爆発するので、掃海任務に就く船は木製の物を使うそうです。
そうして除去した機雷が展示してあったけども、こんなんぷかぷか浮いてる海ってのはやだな。誰かを殺すために振り絞った知恵の結果がこれか、と疲れる気持ちもありました。
表に構えていた潜水艦の中もちょこっと見学出来て、潜望鏡も使えたので見てみました。とりあえず背の高い人は頭を一回ぐらいはケガする。計器類がごちゃっと詰まった様は小説を思い出して楽しかったー。魚雷発射艦室はやっぱり軍隊のものなんだなと思い知らされて、物々しさもありましたが。。

その後は広島平和記念資料館へ。言わずもがな、原爆ドームのある所ですね。一度は見に行かないといけないかなと思っていたので、行ってきました。とりあえずここは自家用車の駐車場がないので、行く人は注意だよ!
修学旅行やら社会見学やらの小学生や、ツアーらしき外国人の間を進んで見学しつつ。
ここは感想といいますか…見ていく内にしんどさが募ってきて、途中から泣きそうになるのを堪えるのが大変でした。私が泣きそうになるのはお門違いなんだけどな。
沢山の人を一瞬で、あるいは継続的に殺すには、原爆は有効なんだろうな。
原爆が落ちるまでの広島、落ちた時の広島、落ちてからの広島。教科書やテレビで見るよりも雄弁に遺物は語ってくれます。その遺物の持ち主の皆さん全てが、原爆が落ちて数日の内に、あるいは遺骨さえ見つからずに死んでいった人や子供ばかりで…その瞬間に死ななくて良かった人ばかり。教科書などでよく見た、原爆によって焼きついた人の影や物の影、石壁に食い込んだガラス片、被爆した手から生え続ける黒い爪は威力の凄まじさというより、異質さを訴えます。
人が持ちうるにはあまりに大きい力で、それを抑止力として有効だと言う国はなんなんだと思う。…もう充分でしょうよ、これだけの事実を目の当たりにすれば。
気持ちが詰まる部分があまりに多すぎて、凄まじかった。

それから見た外の風景は平和でね。原爆ドームは写真などで見るよりも小さいです。原爆ドームは年々小さくなっていくね、という被爆者の方の言葉が妙に思い出されて不思議な気分になりました。
周りの風景はぐんぐん進んでいくんですよね。ただ、原爆ドームだけが過去の姿そのままでぽつんとある。
ああこれが歴史ってやつかなあと思いました。
風化させるべきじゃない。

先にも書きましたが、誰かを殺すために振り絞った知恵の結果がこれか、と思うと疲労感を覚える。

ツアーで見に来ていた外国人の皆さんはどう感じたのかなあ…。
核は異様、異質の力。それを作るも使うも人次第で、人の方が核に使われないようにしなければいけないんだなと…より一層、二度と使ってはならない物だと思いました。…後は使った側がどう思ってくれるかだけども。あの資料館はさ……ほんとに辛い。
一度は見に行くべきだと思います。


その後はお宿でゆったりお風呂に浸かり、ご飯を食べて飲んだくれなうです。
このあたりもかつては焼けたのか、と思うとなんともいえない気持ちになります。

とことこ倉敷

今日から関東脱出です。久しぶりにどかんと旅行。遠くへ行きたいという現実逃避な言葉が本当になりました。言ってみるもんだ!
決まってからはちょこまか頑張ってみて働いて、ふふふふ…稼ぎは飛ぶけど楽しみは沢山だぜ!
今回は山陰山陽、中国地方です。
というわけで、いつもより一時間以上早くに出発。さすがに平日だけあって、お仕事車が多いですねー。高速も作業車が多く、まだまだ工事中のようでお疲れさまです。トラック運転手さんの状況を見る力に惚れ惚れ。携帯いじって運転している仕事人はいかんよ。ふらふらしてて怖いわ。

紅葉がちらほら始まってました。朝からの霧が晴れると見えてくる紅葉。新東名を途中から使ったらまあお金のかかった綺麗な道路だこと!トンネルでかい明るい!PAちょう綺麗!もう何もかもが綺麗でございました…トイレとか迷うレベル。出口どこー。舗装したての道路は静かだよ!途中途中で聞く関西弁がなんかくすぐったいよ!
新東名で既に楽しかったっす。あと名神入ってからのSAのトイレの手洗い場が斬新で目から鱗でした。あ、洗面台はすり鉢型じゃなくてもいいんだ…いいんだな…。

倉敷に着いてから早速大原美術館へ。修学旅行以来なので…十年ぶり?その記憶で行ったらなんかもう全然違いまして、私が見たのは何 な ん だ っ た の か…!
あれ、こんなにでかかったっけ…?綺麗やったっけ…?目新しいものばかり。やあ初めまして。
ひとつのものに拘らない展示物はジャンルの幅が広く、古いものから新しいものまで、宗教画からピカソから造形までと、西洋美術といわれるものの触りだけでも堪能するには最高の場所だと思います。選ばれてそこにある絵画はどれも素敵。建物も明かりも丁度いい。
二階の入り口上に飾られた絵画は凄かったなあ…人の生から死までなんだろうか。とにかく人がすげーのなんの。何百人とも言える人が描かれているんですが、描いていて発狂しなかったんかなと思った。あれ絶対頭おかしくなるわ。凄いんだけどな。

ごみごみした美術館ではないので、座ってじっくり見れる場所もあり、そして特に絵画に対する解説も、メインとして見せるもの以外は書かれていないので、自分のペースと考えでもって見ることが出来るんですね。だから大原美術館は好き。いいとこどりっぽいのも好きです。ピアノの先生にもおすすめされまくったしなあ。

大原美術館はメインとなる本館以外に工芸館や分館もあるので、工芸館にも言ってきました。近代の焼き物、民芸品、版画や発掘物などなど。版画は棟方さん。
まあ数が多い多い…本当に多い。一室一室を使って一人一人の作家さんの作品をしこたま飾ってる。見応え抜群です。本の装丁デザインも可愛かったし、中国の発掘物の仏像やら土器やら磁器やらもさらっと見るにしてはかなりの量。
お墓の扉にはびっくりしたけどな。お墓の主もびっくりだろうよ。
祭礼用なのか飯事用なのか、磁器で作られた竈や豚小屋みたいなのは面白かったなあ。

倉敷の堀割をうろうろして備前焼のぐい飲みを購入。おじさんトークが上手いぜ…楽しく飲んで色が変わる様を楽しみに。使うと変わってくるらしいです。写真撮らなきゃね。

ホテルは夕飯なしなので、コンビニで買い込んで飲んだくれ夕飯。お酒が足りなくなって買い出しに行ったり。一回目の買い出しで頼んだ品物が精算してるのに入ってなくて二回目の買い出しで聞いてみたら、ちゃんと把握してくれていて、品物を受け取れたり。楽しかったっす!

今はまだ飲んだくれ。
相棒見つつ飲んだくれてきます〜。

というわけで、更新その他はお休みします!すみません!

変則的です。

今日は休み、明日は仕事。世の中連休でお出掛けの人も多いんでしょうかねえ。帰りの電車が混まなきゃいいんだけど。

最近の学童は世知辛いことになってるなーと職場の姉さんの話を聞いて思いました。一人でクリスマス会の担当とか、仕切り全部やるとか……それ今は普通なの?おかしくないの?と聞いてしまいました。お手伝いする人もいるっちゃいるらしいけど、誰がするかはわからないそうで。しかも年度始めに担当決めたら丸投げっぽいようで。というか皆もうめんどくさいようで。
子供の思い出ってやつだと思うんだけどなあ……。親にそれをするだけの余裕がないのかなと。時間的にも金銭的にも。だから構いきれないっていうのは結構寂しい。
世の中ままならないです。上手いこと回らないもんだろうか。回らないのかなあ。

子供のための行事を「めんどくさい」はないと思うのですよ。多忙なのはわかるんだけども。けどもそこはどうにかこうにか一人一人が少しずつ曲げていくってことも…考えるべき所じゃないかと思っても、未婚の奴に言われたかねえって言われるな。

そう思う。多忙もめんどくさいも確かにと思う。
ただ、小さい時のそういう楽しかった思い出って、その時だけのものなんですよね。大きくなってから同じことやっても、なにかが変わってくるから手放しには楽しめない。

手放しに何も考えずに楽しんだ思い出はあればあるだけありがたい。

うっかり通れた

定期が切れているのを忘れて、朝の「行かねばー」という勢いで改札を通ったら、通れちゃったという。
なんかぴこぴこ出てるなーなんでなんと思ってふと定期を見ればさよなら十月。今日は十一月。切れとるがな。でも通れちゃったよどうしよう…で、乗換駅で清算してもらいました。たぶん、後から来た人がこっちのが戻る前にICカード押しちゃったんだろうな。んで、出るに出られなくてこっちへするりと。ミラクルが。それにもびっくりしたけど、定期切れてることを忘れてた自分にもびっくりです。普段忘れないんだけどなあ。
でも今月は回数券かしら。途中ごりっと旅に出るのでそんなにいらない。定期の方が高いんだよなあ。

十二国記を読んでいるんですが、読み終わるのがもったいなくてなかなか読み進められない。いやこれ、きっと一日もかからずに終わっちゃうよ、な量しか残っていないので、もったいないやらでも読みたいやら。積ん読もたまってるから読みたいんだけどさー。ううむ、読むか。さくっと終わらせてしまうか。新装版なので刊行を待たないといけないんですが。
待つ間は屍者の帝国にいこう。銀英伝はちょこっとお休み。

秋も短くあっという間に冬が来そうですね。ブーツのお姉さんがたがちらほらと。それを見るたびに、ファーのついたブーツをはいたお姉さんを見て「マタギが来る」と言った同僚の旦那さんを思い出す。
でもわかる。さらに毛皮ものを着たりすれば立派なマタギになれることだろう。 ウサギや熊も食べれないとね。
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