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血の粛清


話題:歴史



ついに敬慕してやまぬ新撰組です。


伊東甲子太郎は倒幕勢力が盛り返した時を見計らい、藤堂平助らを引き連れて新撰組を飛び出します。
朝廷より孝明天皇陵の警備を拝命し、御陵衛士を名乗ります。倒幕の先兵たらんとして!

しかし、鉄の掟を持つ新撰組。鬼の副長・土方歳三が許すわけがありません。
酒宴に誘い出し伊東甲子太郎を暗殺。
遺体を油小路に放置。
遺体を奪還に来た7人の御陵衛士を30人以上で待ち伏せ。
多勢に無勢。3人が惨殺され御陵衛士は壊滅となります。


これが新撰組。
裏切りには断固たる処罰で臨む。ただの暗殺集団と捉える方もいますが、元来は攘夷派が先に京都で暗殺劇を繰り返していたのです。そこで京都の治安維持の為、新撰組が登場するのです。


鉄の掟を誇った新撰組。油小路事件は新撰組の掟を示す暗殺劇と言えます。



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