ただの弱音です。
2011-8-29 22:08
本当は誰かに言いたい
あと6日で小屋入りとか信じ難い。嘘だろ。
今年はとにかく新人が多くて役者17人の内15人が新人、上の代で役者は私含めてふたりだけ。という状況下で、稽古場に居る上の代が演出含めて4人。
もう回しきれない。ひとりひとりにフォローしきれない。正直、本当に正直最低なことを言うと、こんなもの板に乗せたくない。絶対もっと良くなるのに。良くできるのに。
純粋にひとりの役者として、出させて頂く舞台を良いものにしたい。そう思うことは止められないし自然なことだと思う。加えて、気付いたことはどんどんフォローしてほしいと演出が言うので、代役で入ったり自主練を見たり、そういう場面でだけ私なりにひとつの意見としてダメ出ししたり個々の相談に乗ったりしてきた。というか、演出ひとりに15人の新人という構図には無理がある。上の代はそういう立ち位置に付かざるをえない。加えて演出自身からも色々と相談される。そうしたら私なりに応えるしかない。
結果、役の子との距離が小屋入り6日前のそれじゃない。
演出ひとりに新人15人なんて構図に無理があることは明白で、だからこそ演出経験者の演出補がふたりも付いたはずだ。にも関わらず稽古場に演出補が居ないって何。稽古場に居ない演出補って何の役に立つの。何か意味があるの。
こういう状況で、役者だろうが演助だろうが上の代が居たら、その上の代が演出補まがいのことをせざるを得ない。本来そこまで求められていなくても。組織としておかしくても。
役の子との距離が遠いのは芝居にも出ていて、明咲は役者なんだから自分の役に専念してくれていいんだよ、と演出は言いますが。状況がそれを許してくれないというのは現実問題としてあるだろう。というか役者なんだから専念して、と言うにも関わらず私に演出方針の相談をするのは矛盾してるだろう。
本当にしんどい。いま全然楽しくない。芝居してるのに全然楽しくない。思うように頑張れない状況にも頑張れていない自分にも苛立ちが募って仕方ない。
いやだ。芝居してて後悔だけはしたくない。自分が設けたラインを越えられずに幕が上がるなんて耐えられない。
もう私がキャパを広げるしかない。絶対に役の子を殺したりしない。それだけは何がどうあっても譲らない。これだけは絶対に。
今までどの子のことも、そのときの自分が届くギリギリの距離までは掴んできた。今まで果たせていたことが今回できないわけがない。もう自分を信じるしかない。絶対間に合う。間に合わせてみせる。
待ってて。私は必ず、貴女になるから。約束するから。
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