19時開演―。
始まってからは終始口ぽかーん。いつも見てる二宮じゃない、つまりそこにはブルーノがいるんだ。
もうね、ブルーノがガイに対して凄いんだわ。
好き好きオーラっていうか「僕は本当にガイが好きなんだ!!なのになんで僕の気持ちをわかってくれない?」みたいな意味のセリフが多いの。
ガイに対しての執着心が本当に半端ない。ガイをつけ回すブルーノはガイの前にフラっと現れるの。現れ方が恐怖。
出会って間もないのに、
「僕らはもう見知らぬ乗客じゃないんだ。それ以上の関係だ。」
ってセリフを聞いた時は鳥肌立ったね。
やばーーーーーーー!!!!!
ブルーノやばーーーーーーーー!!!!!!!!!!
みたいな。
ガイとまた会う口実を作るためにガイの本を自分の背中に隠すんだけど、いつの間にかブルーノのズボンに刺さってて、こいついつの間に!!って思った。ある種のマジックを見せられた感じ。それだけ引き込まれてた証拠なんだろうけど。
あととにかくジンを飲む。
飲まなきゃやってられない、つまりアル中。
2幕でエルシーにお酒は辞めて!って言われてからお酒は飲まないんだけど、アル中症状出るから全身震えるんだ。声も震える。テンションもおかしい。狂ってる。で、この芝居が本当にリアルなの!!!!!!!!これは怖かったね。
エルシーと足あげて踊るとこがあるんだけど、まあ可愛いんだ!!ソファーに飛び込んで俯せの状態でガウンから出てたふくらはぎ、ごちそうさまでした。
ママーママー!と必死にエルシーを探すブルーノ。
このシーン見てて辛かったー(;_;)
ガイには相手されず、エルシーにも半分見捨てられて…。
ブルーノは強がってるように見えるけど、実際心は寂しくて甘えたくて少年なんだなー、と。
ラストシーンでアル中ブルーノが最強に狂ってソファーの上で「フォーーーーーーーーーー」って言い出した時に人間の狂いの恐怖を知りました。
ガイがブルーノの父を殺す銃声の音にはびっくりして体がピクンってなったけど(笑)
わたし的に1幕より2幕の方がグッとくるシーンが多くて、二宮和也の凄さを感じました。
2幕が50分あるんだけど、本当に50分あったの?(笑)15分くらいじゃない?(笑)ものすごい速さで終わっちゃった気がした。
あと展開が早かった。
盆っていう回る舞台で、それが3つに分けられてるんだけど…
わかりやすく言うと三色アイスな感じ(笑)
とにかく回る回る!!!
裏でセットする音が聞こえたりもしたし、なにより二宮の早替えがネ申がかってた!!!!!!
セットチェンジで盆が回るんだけど、盆が回ったと同時に二宮も盆が回る方向に一旦はけるんだ。その時間7秒あるかないくらいなんだけど、セットチェンジ完了ってぐらいにさっきとは違う衣装の二宮が出てくるんだよ。突っ込みたくなるくらい早いんだ。とにかく早いんだ。あれはちょっと感動したね。
カテコは5回ありました!
1回目のカテコで二宮が出てきた時、ブルーノから二宮に戻る瞬間。この瞬間、ぐわぁ〜ってなった。なんとも言えない気持ち。ただただ感動の涙。
1回目のカテコ途中からスタオベ。
5回目のカテコで挨拶。
「本当にありがとうございました。3週間、本当に幸せでした。この幸せな空間を作ってくれたのは、演出ロバート・アラン・アッカーマン氏。」
とアッカーマン氏を紹介。
アッカーマン氏立ち上がり客に軽く会釈。演者さんに投げキッスするアッカーマン氏。それに応えるように演者さんは手を振り返す。二宮は胸のとこで両手で手を振ってた。これが最強に可愛いかった(;;´;ё;`;;)
「そして明日からこの11人はバラバラになって新しいスタートを切るんですが、またいつかどこかでこの11人と会える時がくると思うので、その時はまた、宜しくお願いします。本当に今日はありがとうございました。」
深く深くお辞儀して、何度も何度もありがとうございましたって言ってた。
ちなみにわたし、感覚とフィーリングとニュアンスで生きてるんで、セリフと挨拶は正確ではないかもしれません。本当すみません。