夕方、母から着信


「大変な事をしてしまったよ〜」


「どしたの?」


聞くとクルマにキーを閉じ込めたらしい


「とりあえず、そこで待ってて」


電話を聞いていたスタッフも


「すぐ、行ってあげたほうがいいわ」


父の様子を見に病院にクルマで行ったはいいが、カギを車内に残したままドアをロックしたらしい


いざとなれば携帯かけれるじゃん、などと思いながら駆けつけるとクルマのそばにぼんやり座って待つ母の姿


辺りは暗くなりはじめている


合鍵も無いようだから、ここは‘カギの110番’に電話


で、約10分で鍵屋到着


5分と経たないうちに無事開錠


「車内のカギは何処ですか?」


「はい、そこに、、、あら?、無い、、」


さては、よく探さずに、、


「あ、ありました!」



見つかった場所は母の胸ポケットの中



見つけたのは鍵屋だった



さすが(笑)