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黄色い葉だけを踏み鳴らす

写真:さかのぼるは、去年の10月。まるで広くて大きな公園のような大学構内を、とろとろと歩いていると目の前に広がるうつくしい紅葉。足どりを止めて、立ち止まり見上げた木々は、冬を待ちわびているような気がしました。深呼吸ひとつすると、わたしの色まで黄色くなるのではないかと、ためらってしまいました。秋のにおいがまだまだ薄らがない頃のこと。


芳しいチョコレートの香りが、バレンタインデーが近くなるにつれ、一日一日、強くなっていると思うのだけれど、気のせいかしらん。店頭にはうつくしく包装をほどこされたチョコレートが誇らしくつらなっているので、恋をしていなければ、手にとることができない気がしてしまいます。

このブログを読んでいる方々には、恋焦がれる方がいるのでしょうか?いくつもの恋物語を読んできたけれど、今恋愛をしている方の話は、また特有の胸打つ鼓動の速さだとか、やわらかなこころの機微だとか、さまざまなことがひと味ちがうのでしょう?たくさんの恋物語をいつか聞かせていただきたいものですね。


ネット通販

近ごろは家にこもりがちなので、洋服や靴、アクセサリーをネットやカタログで購入することが多いです。

アパレルの仕事をしているとは言っても、特にブランドにこだわりはなく、ときどき好むものが同じブランドであることがあります。動物をモチーフにしていたり、物語がはじまってしまうような、はたまた、物語がつづられているような、そんなものたちが好きです。たのしい。


女神

最近読了した本です。


気まぐれな風と、ふわりふわりとたわむれるまっ白な雪は、まるで意思をもった生き物のよう。じっと長いこと見ていても飽きることがありません。窓際に座りこんで、まっ白なミルクをココアにそそいで、まっ白なミニマシュマロをぷかぷかと浮かべることが好きなのです。溶けてゆくマシュマロ。静かな時間。

それでは。
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