そう言えば、次の流星群は、確か四月中旬なのですよね。いつも流星群の情報をチェックしているのです。しかし残念ながら、四月には新しい街へと引っ越しをしているので、恐らく見ることが出来ないのでしょう。今住んでいるこの街も、生まれ育った街と比べたら、星もぱらぱらと心許なく瞬く程度ですけれど、それ故に目を凝らして見つける星座の喜びもひとしおです。
（ 記憶 ）
この街を出る日や、卒業を迎える日がゆっくり早く近付いてくると、ふとした時に追憶に耽ります。今しか感じられないことがあることはいつだって同じだけれど、定型的な“節目”は、誰しもが通ることであるからこそ、とりわけ、そう感じるような気がします。素敵なことですね。
追憶と言っても、時間に風化された記憶も多く、この三年間のことをあまり覚えていません。ましてや、哀しいことばかり覚えているので、嬉しいことをほとんど覚えていないのです。それでも、覚えている記憶は哀しくも嬉しくもどれも美しいので、お気に入りのクッキーの缶に詰めて、大切にしてゆこうと思います。
最近、急激に訪問者が増え、驚いています。コメントもありがとうございます。返事やお答えすることが出来る範囲で、返して行きたいと考えていますので、何かあればどうぞ。
それでは。
