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もうすぐ

サイト五周年になりそうです。わあ。勝手にお祝い絵みたいなのはもう描いちゃったんですが、他に何かしようかしまいか。

うーん?フリリク系はあらかたやったし、あとは巷で目にする何でも質問系とかもしくはチャット……?

何かありましたら何でも言って下さいませ。出来る範囲で考えたいです。ここまで来ると祭だワッショーイ。

阿修羅展

ちょうど桜も満開だったので、国立博物館前に咲いてたのを。

土曜に、上野の国立博物館で開催中の阿修羅展を母親と見に行ってきました。

とにかく仏像万歳!久々に仏像熱を思い出させるほどの仏像ラッシュでした。

まずは鎮壇具と呼ばれる出土品から。焼失した中金寺跡からの出土だそうです。
こんなに綺麗なもんが出たらそりゃテンション上がるだろうないいなああ、と思うような銀盃や水晶による工芸品、ガラス玉などなど、見た目にも綺麗な遺物が展示されていました。
銀盃などは外面に細かい線刻があって、中国製と日本製との違いがこんだけあるもんかなーと面白かったです。
水晶の工芸品はまー凄い!全て水晶で作られた、小さな蓋付六角柱の容器があったんですが、面も蓋の作りも緻密。その時代なら全て手作業だろうと思うので、職人芸を見させてもらいました。他にも碁石型や丸型に削り出した物もあり、傍目には歪な部分が見られない曲面は素晴らしいの一言。
笑ったのが薄くした金を巻いた物。明治頃の発掘でも似たような物が出土していたんですが、そっちは巻いてあったのをうっかりほどいちゃったみたいなんですね(笑)しかも、相当薄く伸ばしてある金なので、ほどくのにはかなりの努力が必要だったんではないかなと。……中に何かあると思ったのか……。

そしていよいよ仏像ゾーン。阿弥陀三尊像が最初に出迎えてくれました。仏像はあの衣服の流れと、背景の造形の細かさがいいんだなと再確認。あと、手もふっくらして気持ちよさそうですよね。
次いで今回のメイン、阿修羅像と十大弟子像・八部衆像のゾーンです。まずは十大弟子像・八部衆像の展示から。圧巻っていうのか、部屋の両脇にずらっと居並ぶ像を見ているだけで何かもー幸せ。それぞれを細部までとっくり──普段は見れないだろう背中まで穴が開くくらい見させてもらいました。十大弟子像は顔の表情が全て違って、それぞれに意味があるんだなと。
八部衆像は異形の顔ということもあるでしょうが、迫力のある顔つきと鎧がチャームポイントでした。いや、かっこよかったです。
像の作り方も木を切り出したんではなくて、麻布が基本で、漆などを使ってあのように作ったとか。それも面白かったです。

大本命の阿修羅像は芋の子洗い状態。それでもガラスケースなしに直で見ることが出来る感動といったらない。手のバランスや、背中の美しさなど。個人的には照明で天井に浮き上がった影が綺麗でした。

さー大本命見たぞーという後には四天王像と薬王菩薩像、薬上菩薩像、釈迦如来像頭部。それまでに見た像よりかなり大きな像ばかりで、見上げるような大きさと作りの細かさ、顔つきなどの迫力が凄かったです。肉体美。四天王像は目に黒い水晶を使っているとのことで。足元に踏みつけてる鬼が可愛いです。多聞天あたりから可愛いかも。
薬王菩薩像と薬上菩薩像も格好はほぼ同じだけど、薬王菩薩像の方がスマートです。薬上菩薩像は若干ふくよかでした。
釈迦如来像頭部は、手と背景に使ったであろう飛天なども一緒に展示されてました。阿修羅像などの迫力とはまた違った綺麗さがありました。飛天は動きが滑らかなのと、雲が綺麗だったなあ。

本当に見に行って良かったです。とにかく仏像萌えでした。
阿修羅像が十大弟子像などと一緒に展示されるのは4月19日までなのでお早めにどうぞ。夕方あたりの方が空いてると思います。

国立博物館裏の庭園も公開中だったので、閉園ギリギリに見ました。桜がめっさ綺麗(´∀`)静かですしね。
その後、上野の松坂屋に行ったんですが、あれは歩いて行くもんじゃねえや……バス使いましょう、バスを。
本当に楽しかったです(*^^*)


うーん最近になって母親と一緒に出かけることが増えた。何だか小さい時にあんまり二人で出かけなかった分、今やってるような感じ。母親はそのつもりじゃないかもしれんが。嬉しいです。

トマトソース

傷み始めたトマトさんがいらっしゃって正直参ったので作ってます。

ローリエいい匂い。
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